「京都府総合計画」改定案(中間案)に意見表明

京都府民の暮らしにおける安全・安心を要望

 日本損害保険協会近畿支部(委員長:山口 和寿・損害保険ジャパン株式会社常務執行役員)では、京都府が令和4年9月28日(水)~令和4年10月19日(水)の間に実施した「京都府総合計画」改定案(中間案)に関するパブリック・コメント(意見募集)に対し、中野 将人 京都損保会会長(損害保険ジャパン株式会社京都支店長)名で意見表明を行いました。

 本計画は令和元年10月に策定されましたが、新型コロナウイルス感染症やウクライナ侵攻、人口減少や少子高齢化に伴う地域社会の衰退といった社会の大きな転換点を迎える中で、府民が安心して、豊かに暮らし、将来に向かって夢を抱いていただくために本計画を前倒しで改定するもので、概要は以下のとおりです。

「京都府総合計画」改定案(中間案)の概要

1.将来構想
令和22(2040)年に実現したい京都府の将来像を描いた構想。
・人と地域の絆を大切にするあたたかい京都府
・文化の力を継承し新たな価値を創造する京都府
・豊かな産業と交流を創造する京都府
・環境と共生し安心・安全が実感できる京都府

2.基本計画
将来像の実現に向けた「8つのビジョンと基盤整備」、市町村単位を超えた連携に着目した「8つの広域連携プロジェクト」、全体を分野別に体系化した「分野別基本施策」からなる取組を示した計画。
・8つのビジョンと基盤整備
「将来構想」で掲げた将来像の実現に向けて、8つのビジョン(「安心できる健康・医療・福祉の実現」、「災害・犯罪等からの安心・安全の実現」、「子育て環境日本一・京都の実現」、「誰もが活躍できる生涯現役・共生京都の実現」、「共生による環境先進地・京都の実現」、「未来を拓く京都産業の実現」、「文化の力で世界に貢献する京都の実現」、「交流と連携による活力ある京都の実現」)とそれらを支える基盤整備により基本計画を推進する。
・8つの広域連携プロジェクト
府全域で連携して相互に施策効果を高めていく、8つの広域連携プロジェクト(「産業・物流広域連携プロジェクト」、「環境広域連携プロジェクト」、「文化・スポーツ広域連携プロジェクト」、「観光・交流広域連携プロジェクト」、「京都府北部地域連携都市圏広域連携プロジェクト」、「南丹地域スポーツ&ウェルネス&ニューライフ広域連携プロジェクト」、「京都府南部イノベーションベルト広域連携プロジェクト」、「グレーターけいはんな広域連携プロジェクト」)により、市町村や府内の多くの団体との連携を更に強化していく。
・分野別基本施策
「将来構想」で掲げた将来像の実現に向けて、20に分けた分野ごとに「2040年に実現したい姿」を示すとともに、「現状分析・課題」、「4年間の対応方向・具体方策」、「数値目標」により、目標達成に向けた方向性や手段を体系的に表す。

3.地域振興計画
山城地域振興計画、南丹地域振興計画、中丹地域振興計画、丹後地域振興計画の4つからなる。

 これに対し、京都損保会では、以下のとおり意見表明を行っています。

「京都府総合計画」改定案(中間案)への意見内容

 近畿支部では、今後も行政や関係機関と協力し、地域の安全・安心に資する取り組みを推進します。

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