全国に先駆け地震保険セミナーを埼玉で実施
2016.09.06
地震保険制度創設50年を機に一層の理解促進・普及促進を図る
日本損害保険協会北関東支部(委員長:中川幸生・東京海上日動火災保険株式会社 執行役員埼玉中央支店長)と一般社団法人埼玉県損害保険代理業協会(会長:清水克俊・有限会社ライフタイム 代表取締役社長)は、9月2日(金)にさいたま市の大宮サンパレスで、埼玉県内の代理店を対象に、「地震保険セミナーin埼玉」を実施しました。
本セミナーは、地震保険制度が新潟地震を契機に1966(昭和41)年に創設され、今年で50年の区切りを迎えたことを踏まえ、今後全国各地で代理店向けの「地震保険セミナー」の実施が予定されており、防災機運が高まる防災週間中に埼玉県で先陣を切って開催されたものです。当日は184名の受講者が参加しました。
開会に際し、中川 幸生北関東支部委員長から「地震保険創設50年を契機に更なる理解促進と普及拡大を図ろう。」との挨拶があり、続いて、今回の地震保険制度改定の検討に参画した業務委員会家計地震PTの河野 智志氏(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 火災傷害保険部 火災グループ 課長補佐)から、日本全国における地震リスクの高まり、埼玉県における地震リスクの状況、この間の地震保険制度改定の経過、今般の改定に向けた審議会での論議の経緯、そして、契約の状況分析と訴求ターゲット等について説明がありました。受講者からは「制度改定の背景が良く理解できた。」等の感想が寄せられました。
閉会の挨拶の中で、清水 克俊埼玉代協会長は、「震災後、地震保険を付けていないお客様から、“なぜ地震保険を勧めてくれなかったのか”といった声が必ず出る。今回のセミナーへの参加を通じて、地震リスクの高まりと地震保険の有用性等について理解を深めていただき、万一の際の備えとして、地震保険への加入のお勧めを実践するきっかけにしていただきたい。」と述べました。