新潟で地震保険セミナーを開催

地震保険制度発祥の地で一層の理解促進・普及拡大を図る

 日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:原田 清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長)と一般社団法人 新潟県損害保険代理業協会(会長:広田 久男・株式会社グローバル保険事務所 代表取締役社長)は、10月26日(水)に新潟市のデンカビッグスワンスタジアム会議室で、新潟県内の代理店を対象に、「地震保険セミナーin新潟」を実施しました。本セミナーは、地震保険制度が新潟地震を契機に1966(昭和41)年に創設され、今年で50年の区切りを迎えたことを踏まえ開催されたものです。

 開会に際し、原田新潟損保会長から「地震保険の必要性を理解していただき、一人でも多くの方に保険に加入していただくことが我々の使命である。」との挨拶があり、続いて、今回の地震保険制度改定の検討に参画した業務委員会家計地震PTの代表講師である高島 拓也氏(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 リテール商品業務部個人火災業務クループ特命課長)から、日本全国における地震リスクの高まり、新潟県上中下越各地域における地震リスクの状況、今般の地震保険制度改定に向けた審議会での論議とこの間の料率改定の経過、そして、契約の状況分析と訴求ターゲット等について説明がありました。セミナーには90名が参加し、熱心にメモをとりながら受講していました。受講者からは「強い意識を持って、今日学んだ事を活かし地震保険の普及に努めていきたい。」等の感想が寄せられました。

 閉会の挨拶の中で、広田新潟代協会長は、「地震保険は被災者が暗闇の中から将来に向かって最初の一歩を踏み出す“希望の光”となる力を有している。私たちは、消費者にリスク啓発を行いながら、地震保険の役割を伝え、活用を促進していくことが求められている。」と述べました。

開会挨拶を行う原田新潟損保会長
家計地震PT代表講師の高島氏
熱心に聞き入る受講者
満席の会場
閉会挨拶を行う広田新潟代協会長
司会進行の小川新潟代協広報委員長
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