「糸魚川復興フォーラム」に参画
2017.04.11
損害保険業界の「復興」を促進する取組み等を紹介
日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:原田 清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長)では、3月30日(木)に糸魚川市内のヒスイ王国館で開催された「糸魚川復興フォーラム」(主催:関東財務局・糸魚川市)に出席しました。本フォーラムは昨年12月22日に発生した糸魚川市駅北大火からの復興に向けて、金融機関による金融機能等を最大限に活用した支援を行うことを目的に開かれ、県内外の金融機関や地元経済団体、行政などから約80人の出席がありました。
開催にあたり、関東財務局の 小野 尚 局長から、「『関東財務局地域連携基本方針』に基づき、地域の課題をしっかりと捉え自ら地域に貢献すべく、産官学に金融機関も絡めた連携の強化を財務局が中心になって構築するのが役割と認識し、関係者との意見交換を通じてこのようなフォーラムを立ち上げることとした。知恵を出し合って糸魚川の復興を支援する応援団を結成し、息の長い支援をしていきたい」との挨拶がありました。また、糸魚川市の米田徹市長は「多くの方のご支援に感謝している。復興まちづくり計画を早急に策定し、早期に復旧・復興を進め、将来につながる、にぎわいのあるまちづくりに取り組みたい」と述べました。
その後、関東財務局による「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」の説明、各金融機関による被災地での復興支援の取組みや自治体への支援事業等の事例紹介がありました。
地元地域金融機関以外の復興支援の取組み紹介の項目で報告を行った原田新潟損保会会長からは、損保会の活動を説明するとともに糸魚川市駅北大火の際の損保業界としての金融上の特別措置対応や迅速な保険金支払いに向けた対応、そして、当協会の軽消防車の寄贈事業、各損害保険会社における自治体との連携協定等の締結状況等を紹介しました。
当支部では、今後も関係機関・団体などと緊密な連携を図り、より一層の地域支援活動に取り組んでいきます。