保険金詐欺未遂事件の解決で新潟県警に感謝状
2017.06.05
県警の粘り強い捜査に感謝の意
日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:原田 清・東京海上日動火災保険株式会社 新潟支店長)では、5月31日(水)に、新潟県警察本部刑事部組織犯罪対策第二課と新潟東警察署に感謝状を贈呈しました。本件は、異なる交通事故による休業損害補償金を、保険会社に期間を重複して申請し、二重にだまし取ろうとした保険金詐欺未遂事件です。今回の事件解決が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、その功績に感謝の意を表明しました。
当日は、原田会長から、組織犯罪対策第二課 吉田 輝雄 課長 と、新潟東警察署 宮村 広栄 署長 にそれぞれ感謝状を贈呈し、「事件解決には多大な労力がかかったと思う。不正請求を未然に防止することができ大変有り難い。」と謝辞を伝えました。その後、県内の暴力団情勢と不正請求について意見交換を行いました。贈呈式に立ち会った 市川 聡 組織犯罪対策本部長 からは、「暴排条例の効果が現れてきており、引き続き連携して不正な手段での資金獲得を防止していきたい」とのコメントがありました。また、宮村新潟東署長からは「当署は管内に上越新幹線の終着駅である新潟駅や、対外交易の拠点である新潟西港・新潟空港等を抱えているため、署員は非常に多忙であるが、そのような中で地道に捜査をしたことを見てもらい感謝している」との言葉がありました。
新潟損保会では、健全な損害保険事業の運営を行うため、民事介入暴力団対策および不正請求対策として、新潟損害保険防犯対策協議会を設け、日頃から警察等と連携を図っています。今後も警察と連携しながら、不正請求の排除に向けて取り組んでまいります。