車両窃盗組織検挙で群馬・栃木県警に感謝状
2017.06.19
11都県で車両91台、被害総額2億3760万円
日本損害保険協会北関東支部群馬損保会(会長:長澤 高史・東京海上日動火災保険株式会社 群馬支店長)と栃木損保会(会長:西村 拓浩・東京海上日動火災保険株式会社 栃木支店長)では、群馬・栃木の両県警察本部刑事部捜査第三課にそれぞれ感謝状を贈呈しました。本件は、2015年7月から11都県でトラックやダンプカーなど91台(被害総額2億3760万円)を盗んだ広域連続窃盗事件について、7県警が連携して捜査し、本年2月に犯人3人を検挙したものです。今回の検挙が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、合同捜査に当たっていた両県警に感謝の意を表明しました。
栃木県警察本部刑事部捜査第三課への贈呈式
6月2日(金)に栃木県警察本部で行われた贈呈式では、西村栃木損保会長から、栃木県警察本部刑事部捜査第三課 江田 清 課長 に、「長期にわたる粘り強い捜査で自動車窃盗グループを立件いただいたことに感謝している」とのお礼の言葉とともに感謝状が手渡されました。江田課長からは「合同捜査には、県警本部だけでなく所轄各警察署からも多くの者が参加した。高度化する犯罪にしっかりと対処することに重い責任を感じて日々捜査を行っており、今後も地道に取組んでいきたい」。とのコメントが寄せられました。
群馬県警察本部刑事部捜査第三課への贈呈式
6月13日(火)に群馬県警察本部で行われた贈呈式では、長澤群馬損保会長から、群馬県警察本部刑事部捜査第三課 新井 良光 課長 に、「今回のケースは被害総額が非常に大きく、損保に与える影響も甚大である。検挙いただいて心より感謝申し上げる」とのお礼の言葉とともに感謝状が手渡されました。合同捜査本部の指揮を執った新井課長からは、「近年では新たな手口による盗難が多く発生するなど、盗難の手口は日々多様化・複雑化している。今回の検挙が、少しでも自動車盗難に対する抑止力になればと考えている」とのコメントが寄せられました。
北関東地域では自動車盗難が多発しており、2016年の車両盗難認知件数は、栃木県は415件で全国ワースト7位、群馬県は255件でワースト11位となっています。栃木・群馬損保会では、毎年10月7日の盗難防止の日に、駅前で自動車等の盗難の注意を呼び掛ける街頭活動などを行っています。今後も日々警察と連携しながら、自動車盗難防止活動に取り組んでまいります。
※本広域自動車窃盗事件は、6月15日の公判にて、最終的に自動車156台を含む総額約3億6700万円相当の被害が確定し、計163件が立件されました。