埼玉県交通安全対策協議会から感謝状

埼玉県の交通安全対策事業への積極的な貢献に対して

 日本損害保険協会 北関東支部委員会(委員長:飯村 正紀・三井住友海上火災保険株式会社 埼玉支店長)では、埼玉県交通安全協議会(会長:上田 清司 埼玉県知事)の会員団体として交通安全・交通事故防止事業に取り組んでおり、今般、交通安全対策事業に積極的に協力したとして、感謝状が授与されました。

 当協会は、2015年度~2017年度における三ヵ年の事業計画(=第七次中期基本計画)の重点課題として、高齢者交通事故の防止を中心とした各種交通安全・交通事故防止対策に取り組んでおります。

 また、埼玉県を管轄地域とする北関東支部委員会では、高校生向け交通安全講話、自転車事故防止啓発、無保険バイク追放などの各種取り組みに加え、高齢者事故防止のための勉強会を開催したり、当会作成の高齢者向け交通事故防止チラシを作成し、各種イベントで配付したり、更に埼玉県交通安全協議会の活動で活用いただくべくチラシの提供を行ったりしてきました。今年度は、啓発現場の声を踏まえ、昨年度までの高齢者向け交通事故防止チラシの内容をよりわかりやすく、訴求ポイントを絞り込んだ内容に一新するとともに高齢者交通事故に有用な「反射材」を付けた形に改めたことから、反射材付の高齢者交通事故防止啓発チラシ※として、埼玉県交通安全協議会に対し、五千部を寄贈しました。これらの活動が評価され、感謝状が授与されることになったものです。

 8月31日(木)に埼玉県庁会議室にて同チラシの受納式が行われ、飯村委員長から埼玉県県民生活部防犯・交通安全課の 風上 正樹 課長に、目録が手渡されました。その後、埼玉県交通安全協議会からの感謝状が、風上課長により飯村委員長に授与されました。

 引き続き、出席者により高齢者交通事故の防止を中心に交通事故防止対策や自転車利用者に対する交通安全指導等について意見交換を行いました。その中で飯村委員長は、「高齢化のスピードが全国一の埼玉県では、既に警察官による高齢者宅の戸別訪問で、靴の踵に反射材を貼る取り組みを実施中と聞いており、是非活用願いたい」と述べました。また、風上課長からは、「各種啓発活動に取り組んでおり、交通事故防止イベント等で高齢者に靴への貼付を呼び掛けたい」とのコメントがありました。

 平成28年中の埼玉県の交通事故による死者数は151人で昭和30年以降で最少でした。しかし、65歳以上の高齢者の交通事故死者数は86人で、全死者に占める割合が57%と初めて5割を超えました。また高齢者のうち半数にあたる43人が歩行中に亡くなっています。埼玉県としても、交通事故防止のために反射材の使用を呼び掛けており、寄贈した反射材付チラシは、高齢者の交通事故防止啓発活動の中で配布されることとしています。

 当支部では、今後も行政や関係機関と協力し、交通事故の防止・軽減に資する取り組みを継続して行っていきます。

飯村委員長(左)・風上交通安全課長(右)
感謝状を読み上げる風上課長
意見交換会
授与された感謝状

(※)反射材付き高齢者交通事故防止チラシ

高齢者交通事故防止チラシ
チラシに添付された反射材
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