新潟県損害保険防犯対策協議会総会を開催
2017.11.30
新潟県警等関係各所と連携し、不当・不正請求排除の意思を固める
新潟県損害保険防犯対策協議会(会長:吉岡 敬太郎・三井住友海上火災保険株式会社 新潟支店長)では、11月24日(金)16時から新潟市内のホテルで、第36回総会を次のとおり開催し、来賓・顧問・会員など、35名が出席しました。
損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1981年に設置され、当支部が事務局として運営しています。
開会に際し、同協議会の 山田 治伸 副会長(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 理事新潟支店長)から、施術日を水増しして保険金を騙し取った整骨院の詐欺事件検挙等に対する謝辞を述べるとともに、「引き続き県警ならびに関係各位のご協力を頂戴しながら、業界を挙げて不当・不正請求を排除してまいりたい」との挨拶がありました。
来賓懇話に引き続き、新潟県警察本部から情勢報告があり、組織犯罪対策第二課角田課長補佐は、「暴力団対策には、事件検挙、暴対法適用、暴力団排除活動と総合的な対策が必要である。『新潟みかじめ料縁切り同盟』を始めとした社会全体での暴排への取り組みが、暴力団の弱体化に繋がる。」と、今後の協力を呼び掛けました。総会の最後には、出席者全員で、暴力や不当・不正請求、反社会的勢力の排除等の決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。
総会の次第は次の通りです。
新潟県損害保険防犯対策協議会 第36回総会式次第
1.開会挨拶:新潟県損害保険防犯対策協議会 山田 治伸 副会長(当支部新潟損保会副会長)
2.来賓・顧問紹介
3.来賓懇話:財務省関東財務局新潟財務事務所 斉藤 友博 所長
新潟県警察本部交通部交通指導課 中村 昭 課長
新潟県弁護士会民事介入暴力被害者救済センター運営委員会 青柳 勇祐 委員
公益財団法人新潟県暴力追放運動推進センター 志賀 康則 専務理事
一般社団法人新潟県損害保険代理業協会 広田 久男 会長
4.情勢報告:新潟県警察本部刑事部組織犯罪対策第二課 角田 雅和 課長補佐
新潟県警察本部交通部交通指導課 土屋 正則 交通捜査室長
5.不当・不正請求事案排除の取組について:
新潟損害サービス分科会 高根沢 克彦 環境副幹
事(日新火災社)
6.決意表明:新潟損害サービス分科会 酒匂 明彦 副代表幹事(損保ジャパン日本興亜社)
7.閉会挨拶:新潟損害サービス分科会 拝田 圭蔵 環境幹事(セコム損保社)
(注)「新潟損保会」「新潟損害サービス分科会」は、当支部の組織です。