「第三回糸魚川市復興フォーラム」に参画

損害保険業界および各社の取り組みを報告

 日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:吉岡 敬太郎・三井住友海上火災保険株式会社 新潟支店長)では、12月13日(水)に糸魚川市内のヒスイ王国館で開催された「第三回糸魚川市復興フォーラム」(主催:関東財務局・糸魚川市)に出席しました。本フォーラムは2016年12月22日に発生した糸魚川市駅北大火からの復興に向けて、金融機関等による支援を行うことを目的に開かれており、今般、災害発生から約1年が経過した節目として第三回の会合が開催され、県内外の金融機関や地元経済団体、行政などから約80名の出席がありました。

 開催にあたり、関東財務局の 浅野 僚也 局長から、「災害発生後直後から、「糸魚川応援団」との位置づけで皆様からご助力いただきながら、様々な取り組みを行っている。今後も引き続き、応援団として変わらぬご支援をお願いしたい。」との挨拶がありました。
 また、糸魚川市の 米田 徹 市長は、「皆様から多くのご支援をいただき、感謝している。この1年間、本フォーラムで頂戴したアドバイスをもとに施策を実行しており、引き続き復興に向けた取り組みを継続していく。」と述べました。

 その後、第2回の同フォーラムで復興支援の推進のため組成されたタスクフォースに関し、糸魚川市および参加の各金融機関から取り組み状況の報告がありました。 新潟損保会の吉岡会長からは、損保業界全体の取り組みとして、糸魚川市に対する軽消防自動車の寄贈事業や迅速な損害調査・保険金支払いについて、また、損害保険会社個社としての取り組みとして、復興コンサートの実施やボランティア活動、義捐金等について報告を行いました。
 また、タスクフォースのリーダーである糸魚川信用組合の黒石理事長からは、11月18日(土)に糸魚川復興マルシェが開催され、47店舗の出店・3,000人の来場があり、大変盛況であったとの報告がありました。なお次回は、2018年4月21日(土)開催を予定しているとのことです。

 閉会に際し、糸魚川市の木村副市長は、「皆様のご協力を受けて、復興は着実に進んできている。今後は、「賑わいのあるまちづくり」というコンセプトに立ち返り、糸魚川市に人を呼び込む活動にも尽力していきたい。」と述べました。
 新潟損保会では、今後も関係機関等と連携して、地域の安心・安全に資する取り組みに尽力していきます。

糸魚川市駅北大火を受けた損保業界の取り組みについて

フォーラムの様子
損保業界の取り組み報告する吉岡会長
開催挨拶を行う浅野関東財務局長
開催挨拶を行う米田糸魚川市長
タスクフォース進捗状況を報告する
黒石糸魚川信用組合理事長
閉会挨拶を行う木村副市長
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