保険金詐欺グループ検挙で群馬県警に感謝状
2018.02.21
損保業界と県警で協力し犯人を逮捕
日本損害保険協会北関東支部群馬損保会(会長:青木 謙親・三井住友海上火災保険株式会社 群馬支店長)では、2月2日(金)に群馬県警察本部交通部交通指導課と太田警察署・桐生警察署に感謝状を贈呈しました。
本件は、仲間同士で共謀して交通事故の作出を繰り返し、治療費などの保険金を騙し取った詐欺事件です。群馬県警と損害保険会社が連携・協力して対応した結果、昨年12月に8人が逮捕されました。今回の検挙が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、その功績を称えたものです。
当日は、群馬県警本部で、青木損保会会長から交通指導課の立見 学課長に感謝状が贈呈されました。また同日、太田警察署と桐生警察署でも感謝状贈呈式が行われ、群馬損害サービス分科会の 神田 武雄 代表幹事(三井住友海上火災保険株式会社 前橋保険金お支払センター所長)から、太田署の 星野 貴司 署長と、桐生署の 服部 文雄 署長に、それぞれに感謝状が手渡されました。
感謝状贈呈後の意見交換では、立見課長から、「保険金不正請求は、同一の犯人が犯行を繰り返すケースが多いため、被害が拡大しないうちに対処することが重要だと考えている。また、抑止力という観点で考えても、今回の逮捕には大きな意味がある。」とのコメントがありました。
また、太田署の星野署長は、「本件は近年稀にみる大型事件であり、今後のモデルケースになり得ると思う。今後も引き続き、県警と損保でタッグを組んで、不正請求の防止に取り組んでいきたい。」と、桐生署の服部署長は、「本件は関係者が多岐に渡る中で、発覚から検挙までスピード感をもって対処することができた。」と述べました。
日本損害保険協会北関東支部では、今後も警察と連携・協力して不正請求防止に取り組んでいきます。