埼玉県損害保険防犯連絡協議会総会を開催

埼玉県警などと連携を強化し、犯罪・不正請求の未然防止に努める

 日本損害保険協会 北関東支部委員会(委員長:飯村 正紀・三井住友海上火災保険株式会社 埼玉支店長)では、2月13日(火)16時からさいたま市内で、平成29年度埼玉県損害保険防犯連絡協議会総会を開催し、来賓・顧問・会員など44名の出席がありました。

 開会に際し、埼玉県損害保険防犯連絡協議会の 長田 敏基 会長(三井住友海上火災保険株式会社 埼玉損害サポート部長)から、虚偽申告による保険金詐欺事案等の検挙に対して関係各位に謝辞を伝えるとともに、「今後も県警本部ならびに関係各位のご協力を頂戴しながら、業界を挙げて、不正な請求を排除していきたい。」との挨拶がありました。

 来賓の関東財務局理財部金融監督第四課 森尾課長からは、「損保業界は公共性の高い業界である。反社会的勢力に対しては各社が毅然とした態度で接し、不正請求の排除に努めてほしい。」との挨拶がありました。

 その後、今年度の当協議会の活動報告に続き、出席者全員で、不当・不当請求、反社会的勢力の排除の決議文を読み上げ、その意思を確固たるものにしました。

 総会の最後に、埼玉県警察本部から、「暴力団情勢について」と「埼玉県内の交通事故の状況」について、それぞれ講演がありました。その中で、野原暴力団排除対策室長からは「平成22年以降暴力団構成員の数は最低を更新し続けており、「社会」対「暴力団」の構図が出来上がった。今後も社会全体で協力しながら、不当不正要求を排除していただきたい。」とのコメントがありました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1981年に設置され、当支部が事務局として運営しています。総会の概要は次の通りです。

平成29年度 埼玉県損害保険防犯連絡協議会 総会式次第

1.協議会会長挨拶
2.来賓・顧問紹介
3.来賓ご挨拶
4.活動報告
5.決議文宣言
6.講演
7.閉会の辞

(注)「埼玉自動車損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

開会挨拶する長田会長
来賓の関東財務局森尾課長
決議文宣言
講演する野原暴排室長
講演する永谷交通課長
閉会挨拶する飯村委員長
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