長野で「ぼうさい探検隊」入賞団体を地域表彰
2018.03.15
豊かな自然と指導者の熱意が松本市島内子ども会児童の探検心をうんでいる
日本損害保険協会 北関東支部 長野損保会(会長:田古島 伸浩・三井住友海上火災保険株式会社 長野支店長)では、2月10日(土)に、第14回小学生のぼうさい探検隊マップコンクールで「佳作」入賞した松本市島内子ども会育成会「TEAM しまうちっ子」に対し、活動拠点である松本市島内児童センターにおいて表彰式を行いました。
埼玉県の団体を本コンクールの消防庁長官賞に導いた経験を持つ小原・島内子ども会会長の呼びかけで夏休みを利用して初めて取り組んだ「防災探検マップ」作り。梓川と奈良井川に挟まれ、大小の川が豊かで美しい水を供給する島内地区では生活と水が密着している。そのような生活環境の身近な危険について「川」をテーマに子供の目線で調査し地域の方に警鐘を鳴らしてくれた作品が、見事に長野県で唯一の「佳作」受賞につながりました。
長野県で唯一の佳作入賞ということもあり、大勢の子ども会の友達や父兄・来賓、そして地元報道機関の方が見つめる中、表彰式は行われました。
まず、マップ作りを指導した高島先生(島内子ども会育成会副会長)の「日ごろから、子どもの安全第一に、危険を回避する能力を身に着けてもらうための指導を行っている。そのような指導の一端が受賞に結びついてうれしい」との受賞団体代表挨拶がありました。
続いて、地域の見守り役を代表して島内公民館の赤穂館長がお祝いを兼ねて、「子どもの目線で危険箇所を指摘してくれた。ただし、川は生きるために必要。怖がらずに共に生きて」との来賓挨拶がありました。
その後、北関東支部の木舟事務局長による賞状の読み上げ・贈呈に続き、コンクールの講評の中で「皆で考えたタイトル『川に落ちるな、落ちたらキケン!』のインパクトが強烈でポスターとしてのビジュアル性も高い、調べて『分かったこと』『考えたこと』を簡潔にわかりやすくまとめており教育効果もうかがわれる、との作品寸評の披露がありました。
受賞児童を代表して島内小学校6年の犬飼さんから、「これからも地域を良く調べて皆に教えてあげたい」との決意表明があり、最後に小原会長のお礼のあいさつで式は終了しました。
日本損害保険協会 長野損保会は、引き続き地域の安全・安心に資する取組みを支援してまいります。
※小学生のぼうさい探検隊マップコンクールは、2004年以降毎年実施され、今年度で14回目を迎えましたが、第14回コンクールには、全国47都道府県の小学校や子ども会・児童館など、538の団体から16,370人が参加、2,582作品が寄せられ、本コンクールの第1回からの延べ参加団体数が5,000団体を超えました。