車両窃盗犯人逮捕で埼玉県警に感謝状
2018.06.26
車両盗難が増加する埼玉県での逮捕に感謝の意
日本損害保険協会北関東支部委員会(会長:源長 哲司・三井住友海上火災保険株式会社埼玉支店長)では、6月13日(水)に埼玉県警察本部刑事部捜査第三課と羽生警察署に感謝状を贈呈しました。
本件は、2017年11月に空き地に止めてあったトラック1台を盗んだとして、ウガンダ国籍の自称中古車販売業者ら2人が逮捕されたものです。2013年7月から本年3月の間、埼玉県を含む関東5県では、2人の関与が疑われる同様の手口による窃盗事件が40件発生しています。今回の逮捕が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしたとして、埼玉県警に感謝の意を表明しました。
当日は、源長委員長から捜査第三課の 三好 幸彦 課長に、埼玉県自動車損害サービス分科会の 岡田 滋樹 代表幹事(損害保険ジャパン日本興亜株式会社 大宮保険金サービス第一課・課長)から羽生警察署の 神丸 憲司 署長に、それぞれ感謝状を贈呈し、事件解決への謝辞を述べました。
感謝状贈呈後、県内の自動車盗難の現状等について意見交換が行われ、三好課長は、「埼玉県は交通網が発達しており、窃盗後に輸送しやすいといった事情がある。県を跨いでの犯行も増えていることから、他県警との連携も大切にしながら今後の捜査に当たっていきたい。」と述べました。また、神丸署長からは、「啓発活動は単発ではなく、継続して息の長い取り組みにすることが重要である。今後も県警と損保が一体となって捜査や注意喚起を行っていきたい。」とのコメントが寄せられました。
埼玉県では自動車盗難が多発しており、本年1月から4月までの車両盗難認知件数は、292件(前年同期比18.2%増)で、全国ワースト4位と増加傾向にあります。北関東支部委員会では、毎年10月7日の盗難防止の日に、大宮駅前で埼玉県警の協力のもと、自動車等の盗難の注意を呼び掛ける街頭活動などを行っています。今後も警察と連携しながら、自動車盗難防止活動に取り組んでまいります。