保険金詐欺事件検挙で群馬県高崎警察署に感謝状

不正請求防止に向けて今後の更なる連携を確認

 日本損害保険協会 北関東支部群馬損保会(会長:松尾 隆志・損害保険ジャパン日本興亜株式会社群馬支店長)では、8月1日(水)、群馬県高崎警察署に感謝状を贈呈しました。

 これは、本年4月に発生した交通事故を利用して、勤務を続けていたにもかかわらず架空の休業損害保険金を請求し、騙し取った詐欺事件です。今回の検挙が、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をした功績に感謝の意を表したものです。

 当日は松尾会長から、高崎警察署の大場 健一署長に感謝状を贈呈し、「捜査には大変な手間がかかったと推察するが、検挙いただき大変ありがたい。今回の検挙は、本件のみならず類似事件への抑止効果も大変大きいと考えている。」と述べました。その後、群馬県内の不正請求等の現状と課題について意見交換を行いました。大場署長からは、「近年、保険金詐欺を専門としている者による犯行よりは、一般人が手を染めてしまうケースが多いと感じている。マスコミ等を通じて報道することで、保険金詐欺が犯罪であることを周知していかなくてはならない。犯人は一度犯行がうまくいったと思うと、犯行を繰り返す傾向にある。」とのコメントがありました。

 また、高崎署では3月にも、開いたタクシーのドアにぶつかってノートパソコンが壊れたと嘘を言って、パソコンの購入代金を騙し取ろうとした犯人が逮捕されています。松尾会長はこれらの事件解決についても謝辞を伝えるとともに、不正請求防止に向けて、今後の更なる連携を確認しました。

大場署長(左)・松尾会長(右)
意見交換の様子
サイト内検索