群馬県で地震防災セミナーを開催
2019.01.28
東日本大震災の経験を今日からの備えに活かす
日本損害保険協会 北関東支部 群馬損保会(会長:松尾 隆志・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 群馬支店長)では、一般社団法人 群馬県損害保険代理業協会(会長:阪本 善彦・株式会社つばさ保険 代表取締役社長)との共同共催で、12月12日に前橋市のホテル(前橋テルサ)で、「地震防災セミナーin前橋」を開催しました。当日は、群馬県内の代理店と損害保険会社の社員を中心に、120名の参加がありました。
開会に際し、松尾会長から、「近年災害が多発しているが、損保業界としては被災後に、火災保険あるいは地震保険に加入しておけばよかった、という思いをするお客様を1人でも減らせるよう、情報提供・リスク啓発に努めていく。今日のセミナーがその一助となれば幸いである。」との挨拶がありました。
セミナーの冒頭では、「損保協会だより」として、損保協会北関東支部の職員から、地震保険の現状や群馬県内のリスク、また公的支援の範囲等について説明がありました。また、「地震保険特設サイト」に関し、「お父さんのための地震ドリル」等、保険募集時に有用なコンテンツの紹介がありました。
そしてセミナーのメイン部分として、河北新報社の 武田 真一 防災・教育室長から、「明日をあきらめない‥がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」と題して、東日本大震災の経験を踏まえた被災地の現状等について、特別講演がありました。講演の中で武田室長は、「発災直後の混乱した状況下でも翌日に新聞を発行できたのは、訓練や他社との協定など日頃の備えがあってこそ。また、生活再建や事業再建において、保険で備えておくことは大変重要と感じた。」と、自身の想いを語りました。
参加者からは、「今日の講演を活かしてお客様に必要な情報を提供していきたい。」「日頃聞くことがない内容なので大変勉強になった。」等の感想が寄せられました。
当支部では、引き続き自然災害リスクの啓発と地震保険の加入促進に向けた取組みを実施していきます。