新潟県糸魚川市へ高規格救急自動車を寄贈
2019.03.07
糸魚川大火を踏まえた地域防災力の向上に向けて
日本損害保険協会 北関東支部 新潟損保会(会長:松本 康宏・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 新潟支店長)では、2018年度に全国の自治体に寄贈する高規格救急自動車(※)5台のうち1台を、新潟県糸魚川市に寄贈しました。この高規格救急自動車は最新型で、新潟県内では初の導入となります。
1月30日(水)には、糸魚川市消防本部で受納式が行われ、財務省関東財務局 新潟財務事務所の斉藤 友博所長立ち合いの下、新潟損保会 副会長である杉山 真詩(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 新潟支店長)から、糸魚川市の米田 徹市長に目録を、糸魚川市消防本部の丸山 幸三消防長にマスコットキーを手渡しました。
杉山副会長は、「糸魚川大火からの復興を継続して着実に進める中で、地域の救急救命力の向上と、市民の皆さまの安全で安心な生活のために、今回寄贈した高規格救急自動車を活用いただければ大変ありがたい。」との挨拶を行いました。
次いで糸魚川市の米田市長から、「高齢化率が高い糸魚川市は、地形が複雑なことも要因となり、全台の救急車が出払うケースもある。今回寄贈いただいた高規格救急自動車は最新鋭・高性能であり、地域医療になくてはならない存在になると思う。今後も糸魚川大火からの復興に向けてご助力いただきたい。」とのお礼の挨拶がありました。
また、糸魚川市消防本部の丸山消防長は、「糸魚川市は東京23区を上回る広大な土地を所管しており、毎年2,000件を超える緊急出動を行っている。一方で機材の老朽化は否めず、今回の寄贈は大変ありがたい。糸魚川市民の安心・安全を守るために活用させていただく所存である。」と述べました。
新潟損保会では、今後も各関係先と連携して、地域の防災・減災に資する取り組みに尽力していきます。
(※)高規格救急自動車
従来の救急自動車に比べ、広い車内空間を備え、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を備えた救急自動車のこと。特に今回寄贈するのは、モデルチェンジ直後の最新型となっている。