前橋市で「サポートカー安全運転フォーラム」を開催
2019.03.07
先進技術を活用して事故のない便利で安全な地域づくりを
一般社団法人 日本損害保険協会 北関東支部 群馬損保会(会長:松尾 隆志・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 群馬支店長)では、一般社団法人 群馬県損害保険代理業協会との共催により、2019年2月23日(土)に群馬県総合交通センターで、「サポートカー安全運転フォーラム」を開催し、県民や損保関係者等110名の参加がありました。
当日は群馬県警察本部 交通部交通企画課の角田 邦彦 交通安全対策室長補佐から、「交通事故防止のポイント」と題した講演があり、「前方注意」の徹底した意識付けや交通事故発生原因の理解促進、運転のメカニズムに関する解説を行いました。また、株式会社SUBARU技術統括本部の樋渡 穣 上級PGMから、「スバルが生んだアイサイトの秘密」と題して、創業から続く「人」を中心に据えたクルマ造りの企業マインドや「人の命を守る」ことに関するこだわり、運転支援システム「アイサイト」の開発秘話等について講演を行いました。
講演の前後には、富士スバル株式会社の全面協力のもと、「アイサイト」の試乗体験を実施し、サポートカーの効果を実際に体感していただきました。富士スバル社の社員が運転を担い、クリープ現象によって走行する車が、自動ブレーキシステムによって障害物の直前で停止するもので、参加者は助手席または後部座席で、その効果を体感しました。
参加者からは、「サポートカーに関する技術面の知識が深まった」「試乗体験できて大変良かった」「サポートカーをもっと普及すべきである」「交通事故発生防止のポイントがわかりやすかった」等の声が寄せられました。
本フォーラムは、群馬県民が安全に関する先進技術について正しい知識を持ち、それらを活用することで交通事故を減少させることを目的として開催したものです。高齢化の進む群馬県で、車を手放せない環境に暮らす方には、本フォーラムで得た知識によって、これまで以上に安全に自動車を活用いただくことを期待しています。当支部では、今後も交通事故防止に向けた取組みを継続的に実施していきます。