長野県損害保険防犯対策協議会総会を開催

不正・不当請求の排除強化を改めて確認

 長野県損害保険防犯対策協議会(会長:柳 三樹・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 長野支店長)では、2月5日(火)に長野市内のホテルで、2018年度長野県損害保険防犯対策協議会総会を開催し、来賓・顧問・会員など50名が出席しました。

 総会開会の挨拶で、柳会長は、「本日の総会を更なる節目として、損害保険の公共的使命を改めて認識するとともに、不当・不正請求者対策はもとより反社会勢力等によるあらゆる犯罪を防止するため、当協議会を軸とした取組を進めてまいりたい。」と述べました。

 また、長野県警察本部 刑事部組織犯罪対策課 中山 雄一郎課長からは「最近の暴力団情勢について」の特別講演がありました。その中で、「平成23年の暴排条例の施行によって、社会全体で暴力団を排除する構図が出来上がっており、暴力団構成員の数は確実に減っている。その一方で暴力団の活動は潜在化、巧妙化している。長野県内では、現在でも暴力団が勢力を維持していることが覗われることから、今後も社会全体で協力し、暴力団の資金源を断ち、犯罪の防止に努めていただきたい」との説明がありました。

 損害保険業界では、1979年から民事介入暴力団対策および不正請求対策として、関連諸機関と連携を図り、健全な損害保険事業の運営を行うため、全国にこのような協議会を設けています。当協議会は1987年に発足し、当支部が事務局として運営しています。 総会の概要は次の通りです。

2018年度長野県損害保険防犯対策協議会総会式次第

1.講  演
2.開会宣言
3.会長挨拶
4.顧問挨拶
5.来賓挨拶
6.情勢報告
7.活動報告
8.決意表明
9.閉会挨拶

(注)「長野損保会」「長野損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

長野県損害保険防犯対策協議会
柳会長
長野県警察本部刑事部組織犯罪対策課
中山課長
決意表明
全体の様子
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