栃木県鹿沼市へ軽消防自動車を寄贈
2020.02.04
地域の消防力の強化・拡充に貢献
日本損害保険協会北関東支部(委員長:田中 忠之・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 理事埼玉支店長)では、2019年度に全国の自治体に寄贈する軽消防自動車(※)16台のうち1台が栃木県鹿沼市に配備されることから、1月22日(木)に鹿沼市消防本部で寄贈式が行なわれ、栃木損保会 南波 靖一郎 会長から鹿沼市 佐藤 信 市長に目録とレプリカキーを贈呈しました。
南波会長は「近年、地震や水害等の自然災害が多発し、甚大な被害をもたらしている。この軽消防自動車が地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、その性能をいかんなく発揮して、皆さまの生命と財産を守ることができることを願っている。」と挨拶しました。これを受けて、佐藤市長から、「昨年の台風19号では鹿沼市でも大きな被害があった。寄贈された軽消防自動車は、今後、自然災害に対応する大きな力となるように活用してまいりたい」との謝辞がありました。
最後に、寄贈機材を使った放水操作訓練、関係者全員による記念写真撮影で寄贈式は散会となりました。
今回寄贈した軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができることから、迅速な消火活動はもとより普段からの巡回・予防活動への貢献も期待されます。
※軽消防自動車の寄贈事業
- 2019年度は、全国9市町村(離島を除く)および離島7市町村に軽消防自動車16台を寄贈。
- 全国の消防力の強化・拡充に協力するため、今年度寄贈分を含め、消防自動車等を1952年度から全国の市区町村(離島を除く)に2,728台、1982年度から離島に731台寄贈しており、累計寄贈台数は3,459台。