反射材付高齢者交通事故防止チラシを長野県へ寄贈
2020.03.04
効果を上げている高齢者事故防止対策で更なる連携を
日本損害保険協会 北関東支部 長野損保会(会長:川浪 礼次郎・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 長野支店長)では、2月12日(水)長野県に対して「反射材付き高齢者交通事故防止チラシ」(※)を2万部寄贈しました。県は10地域振興局などを通じて各地で配付の予定です。
当日は、長野県庁内で反射材付き高齢者交通事故防止チラシの受納式が行われ、長野県側から、高齢者交通事故防止対策を主管している県民文化部の増田隆志部長が出席されました。
冒頭、川浪長野損保会会長から目録の贈呈と寄贈の挨拶があり、引き続き、増田県民文化部長から「寄贈された反射材とチラシは有効に活用していきます。」との挨拶がありました。
長野県内では昨年夜間に交通事故死した歩行者が21人と前年の9人から倍増しています。また、歩行中又は自転車乗用中の死者は、交通事故死者全体の約3割で、うち約7割が高齢者でした。さらに、高齢者の人口10万人当たり交通事故による死者数は、全年齢層の約1.8倍と、高齢者の交通事故による死者数が目立っています。
長野損保会では、今後も長野県や長野県警と協力し、地域の高齢者交通事故の防止に向けた取り組みを継続して行っていきます。
※反射材付き高齢者交通事故防止チラシ」
高齢ドライバーに多い「出会い頭事故」、高齢歩行者に多い「夕暮れや夜間の事故」を防止するために有効な行動について、高齢者向けにポイントを絞り込んだチラシ。表面にクエスチョン(質問)、裏面にアンサー(解答)を掲載し、注意すべき行動が何か考えていただけるよう工夫している。また、チラシには反射材が付いており、高齢者の靴の踵(かかと)部分等に貼付することで、更なる事故防止効果が期待できる。