福岡県自動車盗難等防止対策協議会総会開催

~平成27年度 定期総会を開催~

 福岡県自動車盗難等防止対策協議会(会長:古賀 敏行・日本自動車販売協会連合会福岡県支部専務理事)では、7月27日(月)に博多サンヒルズホテルで、平成27年度定期総会を開催しました。
 当日は、福岡県警察本部生活安全部、財務省門司税関、国土交通省福岡運輸支局等の顧問のほか、会員15団体が出席しました。

 顧問を代表して、福岡県警察本部生活安全部の谷口 直人 生活安全部長から、「福岡県の刑法犯認知件数は、2003年以降12年間減少を続けている。これは警察の取り締まりだけではなく、地域住民や事業者、防犯団体等の地道な取り組みが成果を挙げているものである。自動車関連の盗難についても2003年をピークに減少が続いているが、減少しているとはいえ被害額は、年間5億円を超える状況である。引き続き自動車関連盗の検挙活動の徹底、パトロールの強化、広報啓発を推進していく」との挨拶がありました。

 引き続き、平成26年度の活動報告および平成27年度の活動方針が承認されました。活動方針は「自動車盗難・車上ねらい等自動車に関する犯罪や二次的犯罪の防止および盗難自動車の不正輸出等を防止するための総合的な対策について推進していくこと」および「協議会会員相互間の情報交換を促進していくこと」の2点です。

 また、自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームの民間側事務局である当協会の三村 雅彦 損害サービス業務部自動車グループ担当課長が「自動車盗難の現状と今後の対策・課題」に関する講演を行いました。講演では「警察との一層の連携強化、官民合同プロジェクトチームの活動強化、イモビライザの標準化、盗難機器の不当所持規制、ヤード対策、不正輸出対策の強化」などについて説明しました。

 本協議会は、自動車盗難等防止活動に取り組み、安全で住みよい地域社会の実現に寄与することを目的として、19団体・機関で構成されている任意の団体であり、日本損害保険協会九州支部が2003年度の設立時から事務局として運営しています。当支部では、本協議会の運営を通じて、今後も引き続き、自動車盗難等防止活動に取り組んでいきます。

総会の様子
三村担当課長の講演
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