沖縄・福岡で保険犯罪防止セミナーを開催
2015.12.01
~不正請求(保険犯罪)の実態とその対策~
日本損害保険協会沖縄支部(委員長:濱田 剛・大同火災海上保険株式会社 専務取締役) および九州支部(委員長:平 純孝・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員)では、11月19日(木)・20日(金)14時から那覇市と福岡市でそれぞれ保険犯罪防止セミナーを開催しました。
11月19日(木):那覇市の大同火災海上保険株式会社13階会議室(参加者50名)
11月20日(金):福岡市の九州ビル5階会議室(参加者60名)
最近の不正請求の手口は、巧妙となっており、損害調査担当者の初動の対応が重要となっています。
本セミナーでは、参加者の多くが保険会社の損害調査の担当者ということもあり、株式会社特調の中村 勝亮氏が講師を務め、実務に直接関係する内容について、調査会社の立場から講演を行いました。
中村氏は、「不正請求(保険犯罪)の実態とその対策」と題して、不正請求の実態・不正請求の構図・不正請求を見破る・不正請求の立証・不正請求排除等の各論に沿って説明を行い、参加者にとって非常に有益なセミナーとなりました。
中村氏は、岡山県警察を経て1985年に保険事故調査を行う株式会社特調を設立、2005年に保険金詐欺の研究、事件事故の解析・分析・実験・鑑定等を行う「日本法医工学株式会社」および個人・企業暴力に対する予測・回避・対応を行う「株式会社リスクマネジメント」を設立するなど、保険に絡む各種事故・事件調査の専門家であり、保険金詐欺の手口等に精通されています。