福岡県自動車盗難等防止対策協議会総会開催

~平成28年度 定期総会を開催しました~

 福岡県自動車盗難等防止対策協議会(会長:三浦 俊一・日本自動車販売協会連合会福岡県支部専務理事)では、7月26日(火)に博多サンヒルズホテルで、平成28年度定期総会を開催しました。2003年度に設立された本協議会の14回目の定期総会であり、当支部は設立時から事務局を努めています。
 当日は、福岡県警察本部生活安全部、財務省門司税関、国土交通省福岡運輸支局等の顧問ほか、会員13団体が出席しました。

 顧問を代表して、福岡県警察本部生活安全部・一瀨 裕文 生活安全部長の挨拶では、「福岡県の刑法犯認知件数は、2003年以降13年間減少を続けている。これは警察の取り締まりだけではなく、地域住民や事業者、防犯団体等の地道な取り組みが成果を挙げているものである。自動車関連の盗難についても2003年をピークに減少が続いており、関係団体の取組みに感謝申し上げたい。引き続き自動車関連盗の検挙活動の徹底、パトロールの強化、広報啓発を推進していく」とコメントがありました。

 引き続き、平成27年度の活動報告および平成28年度の活動方針が承認されました。活動方針は「自動車盗難・車上ねらい等自動車に関する犯罪や二次的犯罪の防止および盗難自動車の不正輸出等を防止するための総合的な対策について推進していくこと」および「協議会会員相互間の情報交換を促進していくこと」です。

 講演では、官民合同PT民間側事務局の当協会・損害サービス業務部 山本 周 自動車グループリーダーが「自動車盗難の現状と今後の対策・課題」に関する講演を行いました。講演では「警察との一層の連携強化、官民合同PTの活動強化、イモビライザの標準装備化、盗難機器の不当所持規制、ヤード対策、不正輸出対策の強化」を説明しました。

総会の様子
山本 グループリーダーの講演
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