福岡県損害保険防犯対策協議会総会を開催

福岡県警と不当不正請求根絶に向けた連携を確認

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部(委員長:大久 孝一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員九州本部長)では、11月27日(火)16時30分からKKRホテル博多で、福岡県損害保険防犯対策協議会第39回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など60名の出席がありました。
 開会に際し、福岡県損害保険防犯対策協議会の大久 会長(協議会会長は当協会九州支部委員長が兼務)から、この間の関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「関係機関・団体と連携し、不当不正請求の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。
 顧問団を代表して挨拶に立った福岡県警察本部 暴力団対策部組織犯罪対策課の 大庭 英次 課長(警視)は、「福岡県内の指定暴力団は5団体で全国最多だが、相次ぐ立件で反社排除は確実に進んでいる。同時に、資金獲得活動の不透明性も増してきているので、何かあったら直ぐに警察に相談してほしい。連携して反社排除・不当不正請求排除を進めたい」とのコメントで応じました。
 続いて、この間の活動報告が自動車損害サービス分科会の 大久保 秀一 幹事(東京海上日動社九州損害サービス第一部福岡損害サービス第二課課長)から披露され、「不正請求に対して、損害保険事業が公共に資する事業である点を肝に銘じて対応したい」との言葉で報告を結びました。
 続いて行われた講話では、福岡県警察本部 暴力団対策部組織犯罪対策課の 徳永 英樹 課長補佐(警部)から、「暴排条例後、政治活動、物品の送り付けやマスコミを標榜した広告掲載要請等威力を誇示しない不当要求が増加している。また、裏取引や不当要求に屈しない姿勢が必要。取組みを通じて、生活環境の改善、社会の安全・安心の増進にも努めたい。」との話がありました。
 最後に火災新種損害サービス分科会の 甘粕 喜久 幹事(東京海上日動社九州損害サービス第一部次長兼火災新種損害サービス課長)からあらゆる暴力や不当不正請求の排除をするための決意表明を全員一致で確認し、その意思を確固たるものにしました。
 当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。

福岡県損害保険防犯対策協議会第39回定時総会 式次第

1.主催者挨拶
2.顧問団代表ご挨拶
3.来賓ご挨拶
4.活動報告
5.講演
6.決意表明

(注)「自動車損害サービス分科会」および「火災新種損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

主催者挨拶する大久委員長
挨拶する大庭課長
来賓挨拶の永松上席調査官
来賓あいさつする小川副会長
報告する大久保幹事
徳永課長補佐の講演
甘粕幹事の決意表明
来賓の北島会長等(最左)ほか
福岡県代協の皆さま
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