福岡県損害保険防犯対策協議会筑後部会総会を開催

筑後地域の各警察署と不当不正請求根絶に向けた連携を確認

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部(委員長:大久 孝一・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 専務執行役員九州本部長)では、2月7日(木)16時15分から久留米市のホテルニュープラザKURUMEで、福岡県損害保険防犯対策協議会筑後部会第35回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など30名の出席がありました。

 先ず、総会の第一部として研修会が行われ、福岡県警察本部暴力団対策部組織犯罪対策課の徳永 英樹課長補佐から講演をいただき、暴力団事務所閉鎖への取組み、被害者保護対策、入り口対策(中高生への暴排教育授業)、出口対策(暴力団離脱者への就労支援)、企業への暴排条項導入促進、地域・職域での暴排一致団結の必要性といった大変参考になるお話をいただきました。

 次に、第二部として、福岡県損害保険防犯対策協議会筑後部会の井上 秀幸部会長(損害保険ジャパン日本興亜社久留米支店久留米中央支社長)から、この間の関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「関係機関・団体と連携し、不当不正請求・民事介入暴力の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。

 次に、来賓からご祝辞のお言葉をいただき、西田 英徳久留米警察署長から、筑後地区の暴力団対策と筑後地区暴力団集中取締本部設置について説明があり、「今後更に業界・地域の協力を図っていただきたい」とのコメントがありました。

 更に、来賓紹介として、県警本部および筑後地区の8警察署(久留米、朝倉、小郡、うきは、筑後、八女、柳川、大牟田)から管内の暴力団対策情勢について説明をいただきました。

 次に、筑後地区損害サービス分科会の河野 努代表幹事(あいおいニッセイ同和損保社)から、活動報告があり、防犯対策協議会定例会のこれまでの開催状況について説明があり、「関係機関とのパイプを更に太くしてまいりたい」との挨拶がありました。

 最後に、同分科会の柳 和行副代表幹事(三井住友海上社)から決意表明の読み上げがあり、これに合わせ損保関係者による唱和が行われました。

 当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。

  (注)「筑後地区損害サービス分科会」は、当支部の組織です。

福岡県損害保険防犯対策協議会 筑後部会第35回総会 式次第

第一部
講  演 
第二部(定期総会
1.開会挨拶
2.来賓ご挨拶
3.来賓紹介
4.活動報告
5.決意表明
講演する徳永課長補佐
開会挨拶する井上部会長
久留米警察署 西田署長
報告する河野代表幹事
柳副代表幹事の決意表明
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