「飲酒運転ゼロへの啓発活動」に参画
2019.09.03
福岡県で飲酒運転撲滅を呼びかけ
日本損害保険協会九州支部(委員長:三島 謙一・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員)では、今年も「8.25 飲酒運転撲滅活動の日」に連帯すべく、飲酒運転ゼロへの啓発活動に参画しました。
福岡県では、13年前に飲酒運転による交通事故で3人の幼い子どもが亡くなった8/25を飲酒運転撲滅活動の日としています。また、8月25日から31日を「飲酒運転撲滅週間」と定め、県内各地でさまざまな啓発活動を実施しています。
「飲酒運転撲滅週間」のキックオフイベントとして同日午前に開催された「令和元年度 飲酒運転撲滅県民大会」(主催:交通事故をなくす福岡県県民運動本部※)には400名を超える関係者・一般市民が集まり、主催者挨拶に立った 小川 洋 福岡県知事、 福原 隆 福岡県警察本部交通部長双方から、増加傾向にある県内の飲酒運転事故への憂慮と、飲酒運転撲滅のため飲酒運転の通報など県民を挙げて取り組むことへの協力の呼びかけがありました。また、正午には、参加者全員で「飲酒運転ゼロの福岡県の実現を誓う黙とう」が行われました。
また、同日午後には、当協会も協賛している「TEAM ZERO FUKUOKA」(※)が実行委員として開催された「飲酒運転撲滅大会」(飲酒運転ゼロを誓う市民の集い2019。主催:福岡市ほか)が福岡市役所西側ふれあい広場で開催され、第一部を「8.25 FUKUOKA ZERO DAY 」とし、高校生による“飲酒運転撲滅に向けた願い”のパネル製作、教育用DVD「飲酒運転ゼロをめざして アルコールと運転」を上映するなど、飲酒運転撲滅への想いを様々な形にして市民の方へ呼びかけました。
第二部として行われた「飲酒運転撲滅大会」には、市民約2,000人が集い、飲酒運転撲滅宣言を行うとともに、「飲酒運転は、しない させない 絶対許さない!そして、見逃さない」という「3ない運動+1(プラスワン)」を参加者全員で唱和し、飲酒運転撲滅に向けて決意を新たにしました。
当支部では今後も行政や関係団体と連携し、飲酒運転撲滅のための啓発活動を行っていきます。
(※)「交通事故をなくす福岡県県民運動本部」
- 昭和37年福岡県議会において交通事故をなくす県民運動についての決議がなされ、この決議に基づき、県民総ぐるみ運動の推進を図るための組織として「交通事故をなくす福岡県県民運動本部」が発足した。
- 福岡県が運営している団体で、県知事が本部長をつとめ、国、県、市町村の各機関や交通安全関連団体等により構成されており、交通安全知識の普及や交通安全思想の高揚を図るなど、各種啓発活動を行っている。
(※)「TEAM ZERO FUKUOKA」
- 2006年に福岡市の海の中道大橋で発生した飲酒運転で3人の幼い子どもが亡くなった事故から5年後の2011年8月25日に、福岡県、福岡県警、福岡市等の行政や企業、団体などが協力し、スタートした飲酒運転撲滅活動。
- 地元の西日本新聞の紙面を通じた呼びかけや啓発イベントの実施など飲酒運転ゼロに向けた啓発活動に取り組んでいる。