自転車シミュレータを宮崎県交通安全協会へ寄贈
2019.11.12
自賠責保険の運用益を用いた交通事故防止活動
日本損害保険協会九州支部宮崎損保会(会長:梅田 文也・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社宮崎支店長)では、一般財団法人宮崎県交通安全協会(会長:矢野 久也 氏)へ「自転車シミュレータ」(※)を寄贈し、11月5日(火)に同協会会議室で受納式が行われました。
当協会では自賠責保険の運用益を活用した事業(自賠責運用益拠出事業)の一環として、自転車利用者に対して自転車の安全利用やルール遵守の徹底を図るため、各都道府県の交通安全協会に「自転車シミュレータ」の寄贈を行っており、今年度は全国で10台が寄贈されることになっています。
寄贈式では、梅田会長から宮崎県交通安全協会の 長友 信明 専務理事へ目録が贈呈されました。寄贈挨拶の中で、梅田会長は「自転車の加害事故に関わる高額な損害賠償事例が問題になっているが、自転車が事故の被害者になる場合も含め、自転車事故の防止は喫緊の課題である。また、超高齢社会を迎え、高齢者が自転車を利用される場面も一般的になる中で、高齢者交通事故防止も重要な課題と考えている。自転車シミュレータを地域の自転車事故防止に役立てていただきたい。」と述べました。引き続き、長友専務理事から「交通事故の防止啓発活動を行うためには自転車シミュレータのようなツールが必要不可欠と考えている。利用者に興味を持って交通安全について学習いただけるツールであるので、最大限活用し交通事故防止に努めたい。」との挨拶がありました。
宮崎損保会では、今後も市民生活の安全・安心のために、交通事故防止に向けた取組みを行っていきます。
※「自転車シミュレータ」
自転車運転の際に起こりうる危険を体験することで、自転車乗用時のルール、マナー、危険予測を学習する機器。体験者が自転車部のペダルを踏めば、その速度に応じてモニターの映像が移動し、ハンドルを動かせばその方向に進み、実際に自転車を運転している感覚を得ながら学習することができる。