2019.12.23

　一般社団法人日本損害保険協会九州支部（委員長：三島　謙一・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 執行役員）では、12月3日（火）17時00分から北九州市の小倉リーセントホテルで、福岡県損害保険防犯対策協議会北九州部会第40回定期総会を開催し、来賓・顧問・会員など約60名の出席がありました。

　開会に際し、福岡県損害保険防犯対策協議会の横山部会長（あいおいニッセイ同和損害保険株式会社　理事　福岡支店長）から、関係各位の支援・協力への感謝の意を表明するとともに、「今後も、関係機関・団体と連携し、不当不正請求の排除と保険犯罪の防止に向けて、一層の努力をして参りたい。」との挨拶がありました。

　顧問団を代表して挨拶に立った福岡県警察本部 北九州市警察部の 田代　隆智部長からは「北九州の犯罪認知件数は、過去最低となっており、落ち着いてきている。また、福岡県での暴力団対策にも一定の成果が出ており、引き続き連携を強めて不正請求排除、反社排除に努めていきたい。」と、お話がありました。

　また、福岡県損害保険代理業協会の 芝原　義一 北九州西支部長からも「事故や犯罪の防止軽減をするとともに、不正な請求の削減に取り組む」との決意表明がありました。

　続いて行われた講演では、福岡県警察本部 北九州地区暴力団犯罪捜査課の 土谷 武紀課長から、「北九州の暴力団情勢について」のテーマで、過去から現在に至るまでの北九州を中心とした暴力団情勢や対策等について、第一線にたって対策に奮闘されている方ならではの講話がありました。 　講演後は、本部会の山本幹事からこの間における活動について披露され、県警へ日ごろからの協力に感謝の意を表すとともに、「今後も協議会活動を通して損害保険に関する犯罪を予防・排除し保険業界のみならず、北九州地区の健全な発展に貢献していきたい」との言葉で結びました。

　次いで、本部会の中島幹事から決議文採択の読み上げがあり、満場の拍手をもって採択されました。

　当協会九州支部では、福岡県警察本部や関係諸機関・団体と連携し、民事介入暴力対策および不当不正請求対策を進め、健全な損害保険事業の運営を通じた地域の安全・安心に貢献してまいります。なお、総会の概要は次の通りです。