島原市消防団に軽消防車を寄贈
2020.01.30
県内唯一の市役所内消防団の戦力として
一般社団法人日本損害保険協会九州支部長崎損保会(会長:志村 智久・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 長崎支店長)では、島原市役所(市長:古川 隆三郎 氏)が同市役所有明庁舎内に設置した「島原市消防団」に軽消防自動車を寄贈し、1月27日(月)同庁舎正面玄関において受納式が開催されました。
当協会では、地域の消防力・防災力の強化、初期消火に重要な役割を担う消防団への直接的な支援等を目的として、1952 年度から全国の自治体(市区町村)にある消防団に対して消防機材の寄贈事業を行ってきており、今年度において自治体(9台)、離島(7台)に寄贈するうちの1台が島原市消防団に配備されることになったことから、1 月 27 日(月)に島原市役所有明庁舎において受納式が行なわれ、長崎損保会 志村 会長 から島原市 古川 市長にレプリカキーと目録を贈呈しました。
志村会長は「近年、地震や水害等の自然災害が多発し、甚大な被害をもたらしている。この軽消防自動車を県内唯一の市役所消防隊に寄贈させていただくことで、地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、その性能をいかんなく発揮して、 地域の皆様の生命と財産を守ることができることを願っている。」と挨拶しました。これを受けて、古川市長から、「雲仙普賢岳の噴火から30年を迎えるこのタイミングで日本損害保険協会が島原市を寄贈先に選んでくれたことに感謝している。小回りの利く消防車は非常に有難く、今後、自然災害時に大きな戦力となる」との謝辞がありました。
その後、関係者全員による記念写真撮影で寄贈式は散会となりましたが、受納式終了後、早速、消防団の元副団長であった古川市長ご自身が運転手となり、本田 庄一郎 島原市消防団団長とともに寄贈機材の走り初めを行いました。
今回寄贈した軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動 的に対応することができることから、迅速な消火活動はもとより普段からの巡回・予防活動への貢献も期待 されます。
長崎損保会は今後も地域の安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。