新上五島町消防本部へ高規格救急車を寄贈
2020.02.06
高齢化率約41%の町で増加する救急救命出場の戦力として
一般社団法人日本損害保険協会九州支部長崎損保会(会長:志村 智久・あいおいニッセイ同和損害保険(株)長崎支店長)では、長崎県新上五島町消防本部(消防長:堤 政二 氏)に対し、高規格救急自動車を寄贈し、2月4日(火)同本部庁舎大会議室において受納式が開催されました。
当協会では、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一つとして、1971(昭和46)年度から救急自動車の寄贈事業を実施しておりますが、2019年度に当協会から全国に寄贈する高規格救急自動車5台のうちの1台が、新上五島町消防本部に配備されることが決定したため受納式が開催されたもので、新上五島町の 江上 悦生 町長をはじめ町議会議員の皆さま等多数の来賓が参加される中セレモニーが行われました。
寄贈にあたって挨拶に立った長崎損保会 志村 会長は「1991年度の救急救命士制度の発足に伴い、より高度な救急医療機器を装備した高規格救急自動車を延べ281台寄贈しておりますが、今年度のうちの1台を新上五島町消防本部に寄贈させていただくことで、地域の救急救命活動と市民の皆さまの安全で安心な生活のために大いに役立てていただきたい。」と挨拶しました。引き続き、志村 会長 から 江上 町長 に目録とレプリカキーを贈呈しました。
これを受けて、江上町長から、「人口約1万8千人の我が町は高齢者の比率が41%を超え、救急出場の件数も増加傾向で推移している。高規格救急自動車の寄贈は町の安全・安心に寄与するだけでなく、救急救命強化に大いに役立つもので感謝申し上げる。車両を大切に、かつ、有効活用し、住民の負託に応えたい」との謝辞とともに、今回の新上五島町への貢献に対して感謝状が 志村 会長 に贈呈されました。
その後、新上五島町消防本部の 高木 正伸 総務課長(消防司令)から寄贈高規格救急自動車の概要説明があり、閉式となりました。
長崎損保会は今後も地域の安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。