鹿児島県三島村黒島に軽消防自動車を寄贈
2021.03.19
~地域の防災活動、災害対応で活躍する消防団の力として~
一般社団法人日本損害保険協会九州支部鹿児島損保会(会長:古野 秀人・東京海上日動火災保険株式会社鹿児島支店長)では、3月15日(月)に三島村役場(村長:大山 辰夫 氏)において、三島村黒島片泊分団(以下「片泊分団」という)への軽消防自動車寄贈に係る寄贈式を開催しました。
当協会では、地域の消防力・防災力の強化、初期消火に重要な役割を担う消防団への直接的な支援等を目的として、1952年度から全国の自治体(市区町村)に対して消防機材の寄贈事業を行っています。今年度においては自治体(8台)、離島(7台)に寄贈する軽消防自動車のうちの1台が片泊分団に配備されることになったことから、3月15日(月)に三島村役場において寄贈式が行なわれ、当協会九州支部 山本 事務局長から岩切 三島村副村長に目録等を贈呈しました。
山本 事務局長からは「口永良部島の噴火等、自然災害の多発化してきており、この軽消防自動車を寄贈させていただくことで、地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、その性能をいかんなく発揮して、地域の皆様の生命と財産を守ることができることを願っている。」と挨拶しました。これを受けて、岩切 三島村副村長から、感謝の意とともに「この度の寄贈により三島村のすべての地区に小型動力ポンプ付き軽消防自動車が配備されました。今後は寄贈された軽消防自動車を地域の防災・減災活動に積極的に活用してまいります。」との力強い発言がありました。
その後、軽消防自動車の仕様・性能説明、関係者による記念写真撮影で寄贈式は散会となりました。
今回寄贈した軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができ、迅速な消火活動はもとより普段からの巡回・予防活動への貢献も期待されます。
鹿児島損保会は今後も地域の安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。