熊本県天草市牧島に軽消防自動車を寄贈

~地域の防災活動、災害対応で活躍する消防団の力として~

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部熊本損保会(会長:西村 拓浩・東京海上日動火災保険株式会社 理事・熊本支店長) では、3月23日(火)に天草市御所浦地区コミュニティセンター(市長:馬場 昭治 氏)において、天草市牧島への軽消防自動車に係る寄贈式を開催しました。

 当協会では、地域の消防力・防災力の強化、初期消火に重要な役割を担う消防団への直接的な支援等を目的として、1952 年度から全国の自治体に対して消防機材の寄贈事業を行っています。今年度においては自治体(8台)、離島(7台)に寄贈する軽消防自動車のうちの1台が牧島に配備されることになったことから、3月 23日(火)に御所浦地区コミュニティセンターにおいて寄贈式が行なわれ、西村熊本損保会会長から松本天草市総務部長に目録等を贈呈しました。
 西村会長からは「天草市を襲った令和2年7月豪雨をはじめ、自然災害の多発化してきており、この軽消防自動車を寄贈させていただくことで、地域の皆様の安心のよりどころとなり、万が一の災害や事故発生の際に、その性能をいかんなく発揮して、 地域の皆様の生命と財産を守ることができることを願っている。」と挨拶しました。これを受けて、松本総務部長から、感謝の意とともに「昨年7月の豪雨災害をはじめ、当市においても毎年のように自然災害が発生しており、消防団には消火活動はもとより、避難活動、被災現場の確認、行方不明者の捜索など、人命救助や災害復旧のため昼夜を問わず出動いただいている。この度、寄贈された消防車両は防災体制の充実・強化のため牧島地区に配備し、市民の生命・財産を守る防火活動等に活用させていただきます。」との発言がありました。
 その後、軽消防自動車の仕様・性能説明、関係者による記念写真撮影で寄贈式は散会となりました。
 今回寄贈した軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動 的に対応することができ、迅速な消火活動はもとより普段からの巡回・予防活動への貢献も期待されます。
 熊本損保会は今後も地域の安全・安心の向上のための社会貢献活動を行っていきます。

目録贈呈
西村 熊本損保会会長の挨拶
松本 天草市総務部長の挨拶
寄贈軽消防自動車の写真
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