「飲酒運転ゼロへの啓発活動」に参画
2021.10.04
日本損害保険協会九州支部(委員長:新見 吉晴・三井住友海上火災保険株式会社 執行役員 九州本部長)では、今年も「飲酒運転『ゼロ』」への啓発活動に参画しました。
福岡県では、2006年に発生した飲酒運転が原因となる交通事故で、3人の幼い子どもが亡くなった8月25日を契機に毎月25日を「飲酒運転撲滅の日」としています。また、8月25日(水)から31日(火)を「飲酒運転撲滅週間」と定め、県内各地でさまざまな啓発活動を実施しています。
当協会も協賛している「TEAM ZERO FUKUOKA」(※1)では、交通事故をなくす福岡県県民運動本部(※2)などと共催によりオンラインによる「令和3年度福岡県飲酒運転撲滅県民大会」を開催し、「飲酒運転『ゼロ』を誓う黙とう」を県民の方々に呼びかけました。
「交通事故をなくす福岡県県民運動本部長」の服部 誠太郎 福岡県知事は、「『飲酒運転は絶対しない・させない・許さない・そして見逃さない』をスローガンに、力を合わせて、この福岡県から飲酒運転を撲滅しましょう」と訴え、飲酒運転ゼロへの決意を新たにしました。
また、コロナ禍ということもあり、今年は、TEAM ZERO FUKUOKAのシンボルカラーである青色の特製マスクを作成し、8月25日は、福岡市地下鉄、福岡県内のバス、電車の乗務員、駅務員、タクシーの乗務員の方などに着用してもらい、福岡県内を「誓いのブルー」で染めました。
当支部では今後も行政や関係団体と連携し、飲酒運転撲滅のための啓発活動を行っていきます。
※1.TEAM ZERO FUKUOKA
- 2006年に福岡市の海の中道大橋で発生した飲酒運転で3人の幼い子どもが亡くなった事故から5年後の2011年8月25日に、福岡県、福岡県警、福岡市等の行政や企業、団体などが協力し、スタートした飲酒運転撲滅活動。
- 地元の西日本新聞の紙面を通じた呼びかけや啓発イベントの実施など飲酒運転ゼロに向けた啓発活動に取り組んでいる。
※2.交通事故をなくす福岡県県民運動本部
- 昭和37年福岡県議会において交通事故をなくす県民運動についての決議がなされ、この決議に基づき、県民総ぐるみ運動の推進を図るための組織として「交通事故をなくす福岡県県民運動本部」が発足した。
- 福岡県が運営している団体で、県知事が本部長をつとめ、国、県、市町村の各機関や交通安全関連団体等により構成されており、交通安全知識の普及や交通安全思想の高揚を図るなど、各種啓発活動を行っている。