熊本県球磨村へ軽消防自動車を寄贈

~豪雨災害の被災地区で活用される~

 一般社団法人日本損害保険協会九州支部熊本損保会(会長:宮脇 英寿・三井住友海上火災保険株式会社・熊本支店長)では、熊本県球磨村(村長:松谷 浩一 氏)に対し軽消防自動車を寄贈し、1月22日(土)に引き渡し式が開催されました。

 当協会では、防災事業の一環として、消防自動車や小型動力ポンプ等の消防資機材を、1952年度から全国の市町村に、1982年度から消防力の脆弱な離島に毎年寄贈しております。2021年度は、全国に寄贈する軽消防自動車15台のうちの1台を熊本県の球磨村に寄贈することを決定しました。
 消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応でき、迅速な初期消火・初期救命が可能となっています。

 今年度は、新型コロナ感染拡大防止の観点から、寄贈者側である当協会関係者は寄贈式への出席を見合わせたため、球磨村消防団本部や第6分団の方々の出席のもと、松谷村長から令和2年7月豪雨により小型ポンプ車が被災した第6分団長へ新軽消防自動車の引き渡し式が開催されました。
 松谷村長からは、「いついかなる災害が発生するか分からない中、新しい車両の導入により、これまで以上の機動力で迅速な対応体制を整えてほしい。」との訓示がありました。

松谷村長から伊高第6分団長への車両引き渡し
寄贈車両の前で記念写真
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