佐賀県武雄市総合防災訓練でハザードマップや地震保険を普及

~2度にわたり大雨被害を受けた武雄市(橘地区、朝日地区)で200名以上が参加~

 日本損害保険協会 九州支部佐賀損保会(会長:成田 浩章・損害保険ジャパン株式会社 佐賀支店長)では、佐賀県から呼びかけを受け、9月4日(日)に武雄市主催で開催された総合防災訓練に参加し、地域住民の皆さんにハザードマップや地震保険の普及をしました。
 
 当日の訓練開催に当たり、武雄市の 小松 政 市長から「令和元年、それを上回る規模の令和3年の災害の中で、行政機関による公助もおこなわれましたが、各地域では、いわゆる共助があちこちで見られました。今年の防災訓練のテーマは、地域の防災力の向上です。今日の訓練が、各地域の防災力の向上、安全・安心につながることを心から祈念します。」との挨拶がありました。
 
 防災訓練では、まず、地域住民がボランティア団体とともに、被災した際の困りごとを、地図を確認しながら話し合われました。武雄市からは「今回の意見も参考に、防災計画に役立てる。」と発言がありました。
 その後、災害救助訓練・医療連携訓練が行われ、行政、消防、医療機関、自主防災組織等の連携が確認されました。
 佐賀損保会では、公助および共助とともに、自助についても考えていただくため、ブースを設置し、ハザードマップの普及や地震保険の紹介等を行い、地震保険について話しを聞いた参加者からは、「佐賀県では地震が起こらない。」という率直なご意見をいただく一方、「私は、東日本大震災を経験したので、地震保険の見直し済です。」とのお話も伺うことができました。

 佐賀損保会では、引き続き、県や関係団体等との連携・協力関係を深めながら、佐賀県の安全・安心に寄与できるよう取り組んで参ります。

武雄市長挨拶
ブースにてチラシを手に取る様子
地図を確認しながらの話し合い
土砂に埋もれた車からの救助訓練
救助ヘリを使用した訓練
屋根を切断し救助する訓練
サイト内検索