いばらき防災大学で「自然災害と損害保険」について講演
2018.07.03
茨城県民約200名に、自助による経済的備えの重要性を訴求
日本損害保険協会南関東支部(委員長:山村 琢也 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 東京業務部長)は、7月1日(日)に、茨城県つくば市の筑波学院大学で、茨城県が主催する「いばらき防災大学」の受講者約200名に対して、「自然災害と損害保険」をテーマとした講演を行いました。
本講演では、当支部の横尾 修一 事務局長が講師を務め、初めに、日本における自然災害リスクについて、台風や豪雨、地震、火災にかかる過去の発生状況や今後の発生の可能性などを紹介し、これらの自然災害による建物損害への公助には限界があるため、自助による事前の対策として、防災や経済的備えが重要であること、そして、風水害や地震に備えるための火災保険や地震保険について、補償内容などを説明しました。
当支部は、今後も茨城県などと連携して、台風や豪雨、地震といった自然災害リスクを県民に正しく理解してもらい、自助による経済的備えである損害保険の普及啓発を行っていきます。
「いばらき防災大学」とは
茨城県が、県民の自助・共助の精神に基づく災害に強い県づくりを進めるために、2001年度から開講している講座です。自主防災組織のリーダーとして活躍できる人材を育成するために、防災について総合的・体系的に学ぶ機会となっています。
- 1.主催
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茨城県
- 2.カリキュラム
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4日間(2018年度つくば会場は、6月30日(土)、7月1日(日)、8日(日)、21日(土))
※茨城県や水戸気象台、防災事業を行う団体や有識者などから、1日あたり4~5つの講義があり、修了者は、防災士試験の受験資格が得られます。
- 3.受講対象者
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県内に居住し、次のいずれかに該当する方
(1)自主防災組織等に属し、地域で防災活動に従事する方
(2)企業等で防災関連の業務に従事する方
(3)市町村の防災担当者
(4)その他防災活動に関心のある方