茅ヶ崎市で高齢者に交通事故防止講座を実施

役者による寸劇等で、分かりやすく事故パターンと注意点を解説

 日本損害保険協会南関東支部(委員長:山村 琢也・損害保険ジャパン日本興亜株式会社 東京業務部長)は、9月20日(木)に神奈川県茅ケ崎市のコミュニティホールで、神奈川県老人クラブ連合会等が主催する「ゆめクラブ大学」で、交通事故防止講座を実施しました。同講座は、茅ヶ崎警察署を通して実施依頼があり、茅ヶ崎市の高齢者約80人に対し、寸劇やチラシ、DVDを活用して交通事故防止啓発を行いました。

 本講座では、プロの役者の一人芝居による寸劇「孫に会いたい」を実施しました。役者が扮する高齢者が孫に会いに行く道中に、車の運転や道路を横断する際に何度も交通事故に遭いそうになってヒヤリとする様子を、自動車の急ブレーキ音等の効果音と合わせて臨場感たっぷりに演じることで、身体能力や認知判断力の衰えから、思わぬ事故につながる危険性があることを認識してもらいました。
 そして、寸劇のヒヤリとするシーンに合わせて、当支部の横尾 修一 事務局長がチラシ「みんなで実践!交通事故防止!」に基づき、自動車運転中や夜間の歩行中等の高齢者に多い事故パターンや注意すべきポイントを分かりやすく解説しました。特に、夜間歩行中の事故を防止する方法としては、反射材の着用が有効であることを紹介し、参加者に靴等へ貼り付けられるシールタイプの反射材を配布しました。
 最後に、自転車事故の現状と事例、自転車安全利用五則について、警察庁作成のDVDおよび当会作成の冊子「知っていますか?自転車の事故」を使用して説明し、注意を呼びかけました。

 当支部では、警察や自治体等と連携して、高齢者の交通事故減少に向けた活動を展開しています。

寸劇の様子
解説する横尾事務局長

神奈川県における交通事故情勢

・2017年の交通事故発生件数は28,540件で、全国ワースト6位。
・同年の交通事故死者数は149人で全国ワースト7位、うち高齢死者数は70人で全国ワースト9位。

「ゆめクラブ大学」の概要

1.目的
2.主催
3.主管
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