「高齢ドライバー交通安全セミナー」で交通安全啓発講座を実施
2019.03.07
寸劇で高齢者に多い事故パターンと注意点を解説、自転車事故防止についても注意喚起
日本損害保険協会南関東支部(委員長:山村 琢也 損害保険ジャパン日本興亜保険株式会社 東京業務部長)は、2月28日(木)に東京都台東区の浅草ビューホテルで開催された「高齢ドライバー交通安全セミナー(主催:東京都)」で、高齢者向け交通安全啓発講座を実施しました。
講座の前半は、「孫に会いたい」と題する一人芝居の寸劇で、役者が扮する70歳の主人公が、孫を訪ねて車の運転や道路の横断をする道中に何度も交通事故の危険に遭うというストーリー。急ブレーキの効果音やBGMで臨場感を演出し、各事故場面で当支部 横尾 修一 事務局長が加齢による身体機能の変化や、高齢者(65歳以上)に特徴的な事故パターンと注意して欲しいポイントを当協会の高齢者交通事故注意喚起チラシ「みんなで実践!交通事故防止!」に基づき分かりやすく解説したほか、反射材つきの当協会チラシ「出会い頭の事故に注意!高齢歩行者は、夕暮れや夜間に注意!」も配付し、反射材の効果を実演しました。
また高齢者は、自転車事故による死傷者数も多いことから、後半は、自転車事故の主なパターンについての紹介や自転車事故で加害者や被害者にならないために、自転車の安全な乗り方とルールをDVDによる映像を交えて解説し、自転車事故防止について注意喚起をしました。
本セミナーは、交通事故全体に占める高齢ドライバーの割合が増加傾向にあることから、東京都が本年度からの新たな取組みとして、高齢ドライバーによる交通事故を抑止するため実施している交通安全セミナーで、当支部はそのセミナーにおける講座の一つとして実施したものです。
当支部では、今後も、自治体や警察等と連携し、高齢者の交通事故減少に向けた活動を行っていきます。