第43回茨城県損保・警察連絡協議会総会を開催

県警察本部等と連携し、反社会的勢力や不当・不正請求の排除を推進

 茨城県損保・警察連絡協議会(会長:新井 良裕・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 茨城支店 支店長)では、11月29日(金)に水戸市のフェリヴェールサンシャインで、2019 年度総会を開催しました。本総会には、顧問・来賓・会員ら約30名が出席し、当協議会の顧問を務める県警察本部からの講演、会長・顧問・来賓の挨拶に続き、今年度の活動計画、役員・顧問、および決議文が承認されました。

 県警察本部からの講演では、平間組織犯罪対策課長から、「最近の暴力団情勢について」と題し、県内の暴力団構成員数等に関する説明の後、昨今、暴力団対策法の改正や暴力団排除条例の整備等によって、従来のような暴力的要求行為だけでなく、特殊詐欺など多様な資金獲得活動を行っている旨の説明がありました。

 次に、神賀交通指導課長から、「交通事故の発生状況について」と題し、昨今の交通死亡事故の特徴として、高齢者や小学生が被害者となる事故について説明があったほか、本年12月1日からながら運転に対する罰則等が強化される旨説明がありました。

 新井会長からは、損害保険業は交通事故や自然災害に対する経済的備えとして社会公共性の高い事業であり、暴力団等の反社会的勢力の介入や保険金詐欺、不当・不正請求排除など、巧妙化する各種犯罪に対して、これからも協議会会員と一致団結し、組織を挙げて対処していく旨挨拶がありました。

 また、顧問を代表して、飛田組織犯罪対策統括官から、茨城県が全国最多である自動車盗難について、リレーアタックによる盗難や闇ヤードが問題となっており、関係機関で連携した対策が必要である旨挨拶がありました。

 当協議会では、平素から定例会を開催して損保会社間で情報交換を行い、県警察本部と保険金不正請求疑義事案等の情報を共有しています。これからも警察等と連携して、不正請求防止等に取り組んでいきます。

県警察本部による講演(平間犯罪対策課長)
県警察本部による講演(神賀交通指導課長)
新井会長による挨拶
顧問による挨拶
(飛田組織犯罪対策統括官)

次 第

司会:茨城損害サービス分科会 有村 秀章 代表幹事(あいおいニッセイ同和損保)

講演1部
講演2部
挨拶
顧問挨拶
来賓挨拶
2018年度活動報告、2019年度活動計画
2019年度役員の承認、顧問の委嘱
決議文の採決
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