徳島県自転車条例に関するセミナーを開催
2016.08.01
~自転車条例の概要、自転車事故防止、自転車事故に備える保険を説明~
日本損害保険協会四国支部徳島損保会(会長:秋山 芳久・東京海上日動火災保険株式会社 徳島支店長)では、「徳島県自転車の安全で適正な利用に関する条例」が本年4月1日施行されたため、7月22日(金)に、徳島県損害保険代理業協会との共催により、「徳島県自転車の安全で適正な利用に関する条例セミナー」をときわプラザで開催しました。当日は、県内の学校関係者(大学・高校・中学)、自治体、企業、NPO、損保代理店等から約130名が参加し、自転車の安全運転と事故防止への関心の高さが伺えました。
本セミナーは、当支部の注力課題のひとつである「自転車事故の防止、交通安全意識の醸成」の取組みの一環として、徳島県民・事業者等の自転車事故防止に係る意識の向上と啓発を目的に、徳島県、徳島県警と連携して実施したものです。
冒頭の徳島損保会 小野塚 健晴 氏(東京海上日動火災保険株式会社 徳島支社長)主催者代表挨拶の後、第1部において、徳島県危機管理部 県民くらし安全局 生活安全課 交通安全担当 課長補佐 森 利行 氏から、「徳島県自転車安全で適正な利用に関する条例について」と題し、自転車事故による様々な影響(道義責任・刑事責任・民事責任)、県内の自転車事故発生状況、条例の概要説明が行われました。
引き続き、第2部では、徳島県警察本部交通部 交通企画課交通安全教育係長 松本 雅宣 氏から、「自転車の安全運転と事故防止」と題し、基本的な交通ルール、危険予測・危険回避の方法、事故時の対処方法について説明を行いました。
休憩を挟み第3部では、徳島損保会(あいおいニッセイ同和損保株式会社徳島支店)小田 宣昭 氏から、「自転車事故を補償する保険とその種類」と題し、自転車を取り巻くリスク、自転車での加害事故例、自転車事故に備える保険の紹介があり、最後に、特別公演として、徳島県警察音楽隊による演奏が行われ、一般社団法人 徳島県損害保険代理業協会 山本 高弘 会長からの閉会挨拶で締めくくりました。
当支部では、引き続き、「自転車事故の防止、交通安全意識の醸成」を行政機関と連携して進めてまいります。