敬老会で反射材付チラシの配付と交通事故防止を呼び掛け!

~支部防災博士と連携して反射材の着用を実演~

 一般社団法人 日本損害保険協会四国支部(委員長 大原 淳司:東京海上日動火災保険株式会社高松支店長)では、高齢者の交通事故防止・減少に向けた取組みとして、9月18日(日)に高松市郊外の東植田小学校で開催された「東植田地区 敬老お祝い会」に支部防災博士と出席して、出席した高齢者の方々に対し、今般当支部が作成した「反射材付高齢者向け啓発チラシ」を配付し、交通事故防止を呼び掛けました。

 香川県では、交通事故死者に占める65歳以上の割合は過去5年(2011年~2015年)の平均で60.4%となり、全国の52.1%を大きく上回っています。さらに、今年は9月13日現在で44人(全体の65.9%)に達し、過去5年で最高だった2014年、2015年の63.5%よりも高く、深刻さが増しています。

 このため、当支部においては、今般、香川県および香川県警と連携し、高齢者交通事故防止の啓発ツールとして、反射材着用効果と交通事故防止のポイントをわかりやすく解説した「反射材付高齢者向け啓発チラシ」を3万5千枚作成し、「秋の全国交通安全運動(9月21日~30日)」期間中に反射材着用推進キャンペーンを実施するとともに、損害保険会社の社員・代理店等を通じて高齢契約者等に幅広く配布を行い、反射材着用推進と交通事故防止を呼びかけることとしました。

 当日は、四国支部職員1名、四国支部防災博士1名が式典に出席して、来場者に対し、「反射材付高齢者向け啓発チラシ」を配付のうえ、実際に来場者の杖に反射材を貼って見せながら、「これからの季節、日が暮れるのが早くなるため、夕方や夜間に外出する際、ドライバーに自分の存在を気付かせるよう、杖やカバン、靴などにこの反射材を貼って、交通事故に遭わないようくれぐれも注意してほしい。」旨を強く呼び掛けました。また、式典に来賓として招かれていた大西高松市長や県・市議会の議員の方々も当支部の説明にうなずきながら理解を示されていました。

 当支部では、「秋の全国交通安全運動」期間最終日である9月30日(金)の「交通事故ゼロを目指す日」にも、高松市内で、香川県・香川県警と合同で「反射材着用啓発街頭キャンペーン」を実施する予定であり、引き続き、高齢者の交通死亡事故の減少に向け、啓発活動に精力的に取り組んでいきます。

「反射材付高齢者向け啓発チラシ」
説明・実演する片岡四国支部事務局長
「敬老お祝い会」式典の様子
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