南海トラフ巨大地震に備えて徳島県で地震保険を啓発!
2017.10.27
徳島代協と連携してクイズによる地震保険啓発を実施
一般社団法人日本損害保険協会徳島損保会(会長:山本 博史・三井住友海上火災保険株式会社徳島支店長)および一般社団法人徳島県損害保険代理業協会(会長:山本 高弘)では、10月15日(日)に徳島県立防災センターで開催された「とくしま防災フェスタ」に出展し、徳島県民に対し地震保険の周知・啓発を行いました。
「とくしま防災フェスタ」は、「とくしま地震防災県民会議」と徳島県が「南海地震発生時の死者ゼロ」を目指して、広く県民が地震防災への関心を高め、実践的な防災活動へつなげるために開催したもので、四国支部では2007年から出展し、今回で11回目となります。
当日は、四国支部職員2名、徳島代協会員代理店約10名が参加し、屋外の防災ブースでは、来場者に大人には「地震保険に係るミニクイズ」、子どもには「あんしんクイズ」を行い、回答者に対し解説を行うとともに、併せて地震保険のPRも行いました。
「地震保険に係るミニクイズ」参加者の回答を見ると、地震保険は、火災保険とセットで契約することや「家財」も対象であることを知らない方も多く見受けられ、誤った認識をされている方に対して、パンフレット「備えて安心 地震保険の話」に基づき丁寧に説明を行いました。
また、サブ会場であるフジグラン北島店では、「体を動かして防災を学ぶ」ことを目的に11時と13時30分の2回、子ども向けカードゲーム「ぼうさいダック」の実演が徳島県マスコット「すだちくん」参加のもと行われ、子ども達は楽しみながら動物のポーズを取って、地震、津波、洪水、台風、雷、火災などの災害が起きたときの取るべき行動を学んでいました。
徳島県では、2016年の地震保険付帯率が73.8%と全国平均の62.1%を大幅に上回り、都道府県別で全国7位となっていますが、地震保険についての理解は必ずしも十分ではない面も見受けられました。
当協会が現在取組んでいる第7次中期基本計画では、「地震保険の普及促進」が重点課題の一つになっており、南海トラフの巨大地震に備えて、当支部は、引き続き自治体・各県代協と連携して、四国4県の地震保険付帯率アップに向けて啓発を進めてまいります。