愛媛県松山市で「防災リーダー養成講座in愛媛」を初めて開催
2018.07.20
防災リーダーを養成し、「地域防災力」を高める!
一般社団法人 日本損害保険協会四国支部 愛媛損保会(会長 篠原 勝章:損害保険ジャパン日本興亜株式会社愛媛支店長)では、愛媛大学防災情報研究センター(センター長 森脇 亮)との共催、愛媛県、NHK松山放送局、愛媛新聞社、南海放送、一般社団法人 愛媛県損害保険代理業協会(会長 齋藤 隆宏)の後援により、7月14日(土)13時30分から、愛媛大学南加記念ホールにおいて、愛媛県で初めて「防災リーダー養成講座in愛媛」を開催しました。
当講座は、想定される愛媛県の自然災害に対し、防災士を目指す若い世代の方をはじめ自主防災組織のご担当者、防災に関心のある愛媛県民の方などを対象に、地元でまち歩きや避難訓練を実践・活動してもらえる防災リーダーを養成し「地域の防災力」を高めることを目的として開催したものです。
当日は、「平成30年7月豪雨」により愛媛県でも甚大な被害が発生したにもかかわらず、愛媛大学防災リーダークラブの学生、防災士会、自主防災会を中心に約100名が聴講しました。
第1部では、愛媛大学防災情報研究センター副センター長・同大学社会共創学部准教授の 二神 透 先生から、「愛媛県の自然災害への備え」と題して、「平成30年7月豪雨」の西予市での被害、熊本地震の教訓、南海トラフ巨大地震の被害想定等を紹介し、愛媛県の自然災害に係るリスクと地域の連携の重要性について講演いただきました。
第2部では、気象予報士の 太田 絢子 氏から、「自然災害に備える-気象情報の活用-」と題して、防災気象情報の活用方法や今回の7月豪雨での雨や風の流れなどの気象図といったNHKならではの貴重な資料を提供・解説いただくとともに、気象予報士としての1日のスケジュール等について講演いただきました。
第3部では、日本損害保険協会 四国支部 事務局長の 菊池 宏明 から、「自然災害に備える保険」と題して、今回のような豪雨や土砂災害、地震といった備えとしての損害保険について講演いたしました。
講座当日にアンケートを実施し、「本日の講座を聞いて、ご自身の今後の防災への意識がどう変わったか」聞いたところ、以下の回答が得られました。
●防災リーダーまたは県民として、防災への意識が高まったか?
⇒「大変意識が高まった」または「ある程度意識が高まった」:97.4%
●防災リーダーまたは県民として、地域の防災の担い手として理香が深まったか?
⇒「大変理解が深まった」または「あり程度理解が深まった」:96.2%
当支部では、今後も引き続き、「自然災害における防災・減災に資する取組み」として、行政機関等と連携して各種セミナーや講演会等への講師派遣および防災イベントへの出展等を通じて、地域のリスク認識と防災意識の向上ならびに地震保険の理解促進に努めてまいります。