仙台市の小学校で自転車安全教室

~3・4年生を対象に自転車シミュレーターの実技とクイズで安全確認~

 日本損害保険協会東北支部(委員長:財部 剛・東京海上日動火災保険株式会社常務執行役員)では、6月16日(木)に仙台市立錦ケ丘小学校で、自転車の交通安全教室を開催しました。

 同校の地区は坂が多く自動車の交通量も多いため、2015年4月に開校したばかりの錦ケ丘小学校では、児童の安全確保を第一に子どもたちに自転車の安全運転を体験してもらう授業を行うこととしました。当協会では、依頼を受けて、自転車シミュレーターを使用した安全教室活動を行っている仙台北自動車学校と協力・連携して安全運転教室を実現しました。

 当日は、3・4年生の児童約370名が参加し、仙台北自動車学校から、錦ケ丘地区の実際の道路を自転車シミュレーターで映して、交差点やカーブなど気をつけなければならない点や自転車の正しい乗り方についての説明を行いました。当協会は、冊子「小学生のための自転車安全教室」を用いて自転車シミュレーターで学んだ内容をクイズ形式で確認しました。

 自転車シミュレーターは数人の児童が代表して運転をしましたが、その様子を大きなスクリーンに映し出すことによって参加の児童全員で良かった点・悪かった点を共有することができました。クイズでは、沢山の児童が手を挙げて正しい乗り方・悪い乗り方について元気に答え、楽しく学ぶ中で自転車の安全運転を実感している児童の姿が印象的でした。

 シミュレーターを利用した実技による交通安全学習は、楽しく学びながら、実感として印象度の高い効果が見込まれることから、東北支部では引き続き同様の企画で交通安全を呼びかけていくこととします。

仙台北自動車学校による
自転車シミュレーター実演 
損保協会・藤盛職員によるクイズ
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