「注意!事故多発交差点」チラシで交通事故防止啓発
2018.03.19
宮城県警と連携し、裏面では宮城県内の高齢者事故発生状況を分析
日本損害保険協会東北支部(委員長:小坂 源・三井住友海上火災保険株式会社執行役員東北本部長)では、宮城県内のワースト5の事故多発交差点の発生状況を取りまとめたチラシ「交通事故を防ごう~注意!~事故多発交差点」を67,000枚作成し、宮城県警、仙台市等と連携し、幅広く啓発を行います。
今年度は、県内の事故多発交差点での事故発生状況に加え、裏面にて、宮城県警データに基づく宮城県内の平成29年中の高齢者事故情報を掲載し、交通事故防止の啓発を行うこととしました。
宮城県では、平成29年の交通事故死者数全体の6割以上となる33人を高齢者が占め、高齢者の交通事故が顕著となっています。チラシでは、高齢ドライバーの特徴として出会い頭や交差点での事故が多いことや、高齢歩行者の特徴として横断歩道外横断や夕暮れ・夜間の事故が多いことを挙げ、事故を防ぐためのポイントを示し、注意喚起を図ります。
夕暮れ時刻がまだ早いこの時期、東北支部では、本チラシを活用し、宮城県警等とも連携して、各交差点での交通事故防止、高齢者交通事故の軽減を呼びかけてまいります。
※当協会ホームページでは、「全国交通事故多発交差点マップ」について、最新の2016年データを掲載しています。このマップは、人身事故の50%以上が交差点や交差点付近で発生していることに着目し、2008年から毎年発表しているものです。ホームページでは、47都道府県別の「人身事故件数ワースト5交差点(注)」について、交差点の特徴や事故の状況・要因を写真や地図・イラストで、わかりやすく紹介しています。
(注)「ワースト5交差点」という表記は、「人身事故件数の多い順」という意味で便宜的に並べたもので、各事故の状況や損害・被害の程度を加味した順位付けではありません。