第14回 中学校・高等学校教師対象 夏季セミナーを開催
~生活設計と保険に関する知識と理解を深めてもらうために開催~
2019.08.14
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)では、公益財団法人 生命保険文化センターとの共催で、中学校・高等学校の教師を対象とした夏季セミナー「くらしとリスク管理」を東京(7月29日(月)・損保会館)で開催しました。
本セミナーは、教育現場で活躍している方に、生活設計と保険に関する知識と理解を深めてもらうために2006年度から開催しており、第14回となる今回は、76名の教師に参加いただきました。
当日の概要は次のとおりです。
- 10:00~11:20
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基調講演「成年年齢引き下げとどのように向き合うか?
—中高生に求められる消費者としての資質・能力—」
公益財団法人 消費者教育支援センター 専務理事 柿野 成美 氏
- 11:30~12:10
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教材紹介(生命保険文化センター・日本損害保険協会)
- 13:00~13:40
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家庭科授業実践報告「生活設計やリスク管理に関する授業実践報告」
東京大学教育学部附属中等教育学校 楢府 暢子 先生
- 13:50~14:30
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公民科授業実践報告「社会保障制度や民間保険に関する授業実践報告」
東京都立蒲田高等学校 浅川 貴広 先生
- 14:45~15:55
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グループ別情報交換会
当協会が作成している「リスク教育副教材」と「防災教育副教材」の概要を説明するとともに、「リスク教育副教材」については7月にリリースしたパワーポイント版を用いて授業実践例の紹介を行いました。また、グループ別情報交換会を昨年度に引き続き行い、「授業における社会保障制度や保険の取り上げ方」などをキーワードに、先生方がグループ形式での情報交換を行いました。
アンケート結果では、「消費者教育の重要性をさらに強く感じた」「今後の授業で活用できる内容がたくさんあった」などの声が多数寄せられ、今後の授業実施に役立つセミナーであったとの評価をいただきました。