第9回保険金不正請求防止事案担当者表彰式を開催
2019.11.19
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)では、第8次中期基本計画において、保険金不正請求対策を重点課題の一つとして取り組んでいます。
保険金不正請求は、公平な保険制度を歪め、善良な保険契約者に対して不利益を与えることから、2014年より対策の一環として、警察と連携を図り、保険金不正請求防止に著しく貢献した損害保険会社の事案担当者を表彰しております。
今回は11月18日(月)に「第9回保険金不正請求防止事案担当者表彰式」を開催し、12社から50名(うち25名が代表者として出席)の事案担当者を表彰いたしました。
開会にあたって損害サービス委員会委員長 手島 俊裕からの挨拶では、事案担当者を労うとともに、「不正請求に対し、一致団結のうえ毅然として立ち向かっていくことが、我々、保険業界に課せられた使命である。引き続き警察との連携を図りつつ、更なる取組みに励んでいただきたい。」と呼びかけました。
また、来賓としてご出席いただいた警察庁交通局交通指導課 木村 大樹 課長補佐からの挨拶では、「日頃より保険会社の各担当者が強い信念と鋭敏な感覚、毅然とした態度により不正請求と対峙していることに深く感謝申し上げたい。より潜在化・巧妙化・悪質化の傾向にある不正請求の摘発に向け、警察としても粘り強く進めていくので引き続き協力願いたい。」との言葉をいただきました。
事案担当者の代表挨拶では、受賞しての感想や今後の抱負などが述べられ、業界として保険金不正請求対策の取組みを推進することの重要性を再確認しました。