第15回 中学校・高等学校教師対象 夏季セミナーを開催
~生活設計と保険に関する知識と理解を深めてもらうために開催~
2020.08.31
本セミナーは、教育現場で活躍している方に、生活設計と保険に関する知識と理解を深めてもらうために2006年度から開催しており、第15回となる今回は、基調講演はオンラインで実施し、東京会場では会議室を2つに分けて人数を分散するなど、新型コロナウイルス感染症対策を講じた新たな形式で開催し、大阪会場では30名、東京会場では56名の教師に参加いただきました。
当日の概要は次のとおりです(内容は大阪・東京会場で同様。時間は東京会場の場合を記載)。
- 10:00~11:20
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基調講演「ICTを用いたアクティブラーニングの可能性」
講師:岐阜大学 教育学部 大藪 千穂 教授
- 11:25~12:05
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教材紹介(生命保険文化センター・日本損害保険協会)
- 13:00~13:40
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公民科授業実践報告「社会保障制度や民間保険に関する授業実践報告」
東京都立芦花高等学校 水野 雄人 先生
- 13:50~14:30
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家庭科授業実践報告「生活設計やリスク管理に関する授業実践報告」
東京都立竹早高等学校 兼 日本女子大学通信教育課程 客員教授
三野 直子 先生
- 14:45~15:55
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グループ別情報交換会
当協会が作成している「明るい未来へTRY!~リスクと備え~」などの教材の概要を説明し、冊子やパワーポイント版の教材を用いたアクティブラーニング形式の授業についてご説明しました。また、グループ別情報交換会では、「授業での社会保障制度や保険の取り上げ方」をテーマに、教師の方々がグループ形式での情報交換を行いました。
アンケートでは、「今後、コロナ禍の状況下ではオンライン授業がメインとなると思われるが、その原動力となる内容のセミナーだった。」「感染対策をしたうえで開催してもらいありがたい。今後もリモートでの実施を検討いただきたい。」などの声が寄せられ、今後の授業実施に役立ったとの評価をいただきました。