高規格救急自動車を地域の消防本部に寄贈
~交通事故被害者救済支援事業で、累計1,660台を寄贈~
【No.17-011】
2017.10.11
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:原 典之)は、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一つとして、高規格救急自動車5台を次の消防本部に寄贈します。寄贈車両は11月以降順次納車され、現地で寄贈式が開催される予定です。
北海道 |
羊蹄山ろく消防組合消防本部 |
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山梨県 |
峡南広域行政組合消防本部 |
岡山県 |
新見市消防本部 |
福岡県 |
中間市消防本部 |
鹿児島県 |
伊佐湧水消防組合消防本部 |
寄贈実績
当協会では、1971年度から毎年、救急自動車を寄贈しています。救急救命士制度の発足に伴い、1991年度からはより高度な救急医療機器を装備した高規格救急自動車を寄贈しています。
2017年度までの高規格救急自動車の累計寄贈台数は271台、救急自動車全体の累計寄贈台数は1,660台となります。
(参考)高規格救急自動車
従来の救急自動車に比べ、広い車内空間を備え、傷病者の振動等を軽減させるための防振架台や換気装置、冷暖房設備等、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を備えた救急自動車です。
近年、救急出動件数がほぼ一貫して増加し、救急活動時間が延伸しています。救命率の向上のため、高規格救急自動車の確保は不可欠となっており、今後も一層の普及が望まれています。