軽消防自動車、高規格救急自動車等を全国に19台寄贈
【No.18-035】
2018.11.27
地域防災力の強化、救急医療体制の整備に向けて1952年度から累計で5,108台を寄贈
一般社団法人 日本損害保険協会(会長: 西澤 敬二)は、地域防災力の強化や救急医療体制の整備を目的として、軽消防自動車、高規格救急自動車等を、全国に19台寄贈します。
今回の寄贈により、消防自動車等の累計寄贈台数は3,443台、救急自動車の累計寄贈台数は1,665台になります。
11月29日(木)15時から、総務省消防庁長官室において、軽消防自動車等の寄贈式を行う予定です。また、各寄贈先においても、今後、寄贈式を行う予定です。
寄贈した軽消防自動車、高規格救急自動車等は各地域において、消火活動や救急救命活動の他、住民の防災意識向上のための消防訓練など、様々な用途で活用されています。損保協会では、安心で安全な社会の実現に向けて、今後もこうした取組みを行っていきます。
軽消防自動車等の寄贈先
都道府県 |
市町村 |
寄贈内容 |
---|---|---|
山形県 |
川西町 |
軽消防自動車 |
山梨県 |
身延町 |
軽消防自動車 |
福井県 |
勝山市 |
軽消防自動車 |
岐阜県 |
本巣市 |
軽消防自動車 |
愛媛県 |
八幡浜市 |
軽消防自動車 |
福岡県 |
みやま市 |
CAFSユニット |
豊前市 |
消防活動二輪車 |
都道府県 |
市町村 |
離島 |
寄贈内容 |
---|---|---|---|
宮城県 |
石巻市 |
田代島 |
軽消防自動車 |
山形県 |
酒田市 |
飛島 |
軽消防自動車 |
愛知県 |
南知多町 |
日間賀島 |
軽消防自動車 |
香川県 |
三豊市 |
粟島 |
軽消防自動車 |
長崎県 |
小値賀町 |
斑島 |
軽消防自動車 |
鹿児島県 |
十島村 |
宝島 |
小型動力ポンプ |
沖縄県 |
粟国村 |
粟国島 |
軽消防自動車 |
高規格救急自動車の寄贈先 5台
都道府県 |
消防本部 |
---|---|
新潟県 |
糸魚川市消防本部 |
静岡県 |
富士宮市消防本部 |
島根県 |
隠岐広域連合消防本部 |
香川県 |
仲多度南部消防組合消防本部 |
沖縄県 |
島尻消防組合消防本部 |
(参考)寄贈品の仕様について
CAFSユニット積載軽車両
CAFSとは圧縮空気泡消火システムであり、水を泡に置き換えることで、水分の表面積を大きく確保し、水分の気化熱を有効に利用して効果的な消火を可能としたユニットを積載した軽車両です。
軽消防自動車
軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応することができ、迅速な初期消火・初期救命が可能な軽消防自動車です。
消防活動二輪車
火災や震災などの発生時に、渋滞の多い都市部や進入が困難な山間部など、さまざまな場所で、いち早く現場情報を収集するとともに救助・消火活動へとつなげることが可能な消防活動二輪車です。
小型動力ポンプ
可搬式で、小型動力ポンプとしては最高レベルの放水量で高性能な小型動力ポンプです。
高規格救急自動車
従来の救急自動車に比べ、広い車内空間を備え、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を備えた救急自動車です。
(参考)累計寄贈台数
消防自動車等
防災事業の一環として、1952年度から全国の市区町村(離島除く)に、1982年度から離島に毎年、消防自動車等を寄贈。
市区町村 |
消防自動車(注) |
2,440台 |
---|---|---|
CAFSユニット積載軽車両 |
1台 |
|
軽消防自動車 |
277台 |
|
消防活動二輪車 |
1台 |
|
離島 |
軽消防自動車 |
197台 |
非常用浄水発電照明装置積載兼用軽消防自動車 |
9台 |
|
小型動力ポンプ |
518台 |
|
合計 |
3,443台 |
(注)標準車、水槽車、救工車、化学車、シュノーケル車など。
救急自動車
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一環として、1971年度から毎年、救急自動車を寄贈(1991年度からは高規格救急自動車を毎年、寄贈)。
高規格救急自動車 |
276台 |
---|---|
その他救急自動車 |
1,389台 |
合計 |
1,665台 |